真っ白でモフモフな犬種5選 可愛すぎる特徴やお世話の注意点まで解説

真っ白でモフモフな犬種5選 可愛すぎる特徴やお世話の注意点まで解説

真っ白でモフモフな犬種5選

ビション・フリーゼ

1.ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼは、綿菓子やマシュマロのような丸いカットが特徴的な、とても陽気で明るい性格の小型犬です。見た目の通り、毛はふわふわでボリュームがありますが、抜け毛が少ないため、室内で飼いやすい犬種として人気があります。

しかし、抜け毛が少ない代わりに、毛がどんどん伸び続けるシングルコートという種類の毛質なので、日常のブラッシングを怠るとすぐに毛玉になってしまいます。

また、あの可愛い丸い形を保つためには、月に一度程度のトリミング(専門家によるカット)が欠かせません。見た目の愛らしさに加えて、人懐っこく遊び好きな性格も魅力ですが、お手入れの手間も理解して飼い始めることが大切です。

2.サモエド

サモエドは、極寒のシベリアでそりを引いていた歴史を持つ、大型の犬種です。口角が上がった顔つきは「サモエド・スマイル」と呼ばれ、その愛らしい笑顔と、雪のように分厚く豊かな真っ白な毛が最大の魅力です。

しかし、この密度の高い毛は、温暖な日本の夏には非常に暑さに弱いという欠点を持っています。夏場はエアコンが必須で、熱中症には厳重な注意が必要です。

また、年に2回(換毛期)には驚くほど大量の毛が抜けるため、徹底したブラッシングが日課となります。見た目の愛らしさに反して運動量も多く、毎日たっぷりと散歩に連れて行ってあげる必要もあります。

3.マルチーズ

マルチーズは、紀元前から愛されてきた歴史を持つ抱っこ好きな甘えん坊な小型犬です。長く成長するシルクのような美しい白い毛が特徴で、抜け毛は少ないとされていますが、その繊細な毛質を美しく保つためには毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。

マルチーズを飼う上で特に注意が必要なのが「涙やけ」です。目の周りの毛が常に涙で濡れると、雑菌が繁殖しやすくなり、その部分の毛が赤茶色に変色してしまうことがあります。

これを防ぐには、こまめに目の周りを拭いて清潔に保つことや、食事の見直しなど、日頃からの徹底したケアが重要になります。

4.ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア(ウェスティ)

ウェスティの愛称で知られるこの犬種は、スコットランド原産のテリア種で、少し硬めのしっかりした二重の毛と、活発で勇敢な性格が特徴です。

見た目は可愛らしいですが、元はネズミなどを追いかける猟犬だったため、好奇心旺盛で遊び好き、そして頑固な一面も持っています。

ウェスティは、皮膚がデリケートなため、皮膚炎になりやすい傾向があるので注意が必要です。シャンプー選びや食事には特に気を配り、皮膚の状態を常にチェックしてあげましょう。

また、ウェスティらしい形を維持するには、定期的なプラッキング(毛を抜く手入れ)やトリミングが必要です。

5. スピッツ(日本スピッツ)

日本スピッツは名前の通り日本で生まれた犬種で、ふさふさの白い飾り毛と、三角の立ち耳が特徴的な中型犬です。賢くて明るい性格ですが、家族以外に対しては少し警戒心が強い面があります。

スピッツを飼う上でかつて大きな問題とされたのが「無駄吠え」でしたが、これは適切な社会化やしつけによって抑えることができます。

子犬のうちから様々な音や人に慣れさせ、吠えなくても大丈夫であることを教えてあげることが大切です。

また、豊富な毛を持つため、換毛期の抜け毛は非常に多く、徹底的なブラッシングをしないと、皮膚の通気性が悪くなり皮膚病の原因となってしまうことがあるので注意が必要です。

モフモフな白い犬の「魅力」と「大変さ」

走るサモエド

真っ白でモフモフな犬種は、その見た目の可愛らしさが最大の魅力であり、まるで動くぬいぐるみのように飼い主の心を癒してくれます。

抱き心地の良い豊かな被毛や、雪景色に映える姿は、私たちに特別な喜びを与えてくれるでしょう。しかし、その白い毛は同時に大変さも伴います。

まず、白い毛は少しの汚れでも目立ちやすいため、散歩の後や食事の後にはこまめな拭き取りが必要です。さらに、多くのモフモフ犬種は抜け毛が多いか、定期的なカットが必要な毛質であり、毎日の丁寧なブラッシングと高頻度のトリミングに時間と費用がかかります。

このお手入れの手間と清潔さを保つ大変さを理解し、愛情をもって続ける覚悟が必要です。

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