【大阪府】堺市で「多言語対応AIコンシェルジュ」実証サービス開始!AIアバターが観光をサポート

秋葉原での経験を踏まえ、効果検証を実施

秋葉原では数千件のデータを登録したが、今回の「多言語対応AIコンシェルジュ(堺観光ガイド)」実証サービスでは、堺では世界遺産・歴史・文化・グルメなど特徴的な約1400件のデータを登録。利用傾向・満足度を分析し、地域特化型ガイドとしての有効性を検証する。

さらに、堺市内のチラシに加え、大阪市内のホテルで配布される英語版フリーマップにQRコード広告を掲載。駅探協力のもと、大阪から15分という好立地の強みを生かし、堺への日帰り観光促進効果を検証する。

加えて、世界遺産や歴史資料など堺固有の名称を正確に翻訳するための辞書登録を実施し、多言語対応の品質向上を図るとのことだ。

同実証サービスでは、AIによる地域データを効率的に収集・自動学習、自然言語・多言語での自動応答、観光案内の信頼性向上といった仕組みを実装・検証し、持続可能な地域情報サービスを実用化すること、全国5都市(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)のホテルで配布される英語版フリーマップと、地域の固有名詞を充実させることによって、日帰り観光促進の適用地域を拡大していくことを目指すとしている。

実施期間は2026年3月31日(火)まで

実証サービスの実施期間は2026年3月31日(火)まで。「多言語対応AIコンシェルジュ(堺観光ガイド)」で使用されるAIは信頼性が高い情報に基づいて回答するが、内容が事実と異なる場合があるので、行動に関しては、自身の判断で行おう。

「多言語対応AIコンシェルジュ」実証サービスを通して、QRコードから即利用できる堺市での新たな観光体験を楽しんでみては。

※1 「多言語対応AIコンシェルジュ」プロジェクト:https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/business/data-utilization/case-study/project-r602
※2 「beyond万博でデータが未来を創る」:https://www.pref.osaka.lg.jp/o060020/tokku_suishin2/orden/innovation_data_lab.html

(佐藤ゆり)

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