子どものお世話は、毎日がドキッの連続ですよね。予想外の行動や、ほんの少し目を離したすきに起こる出来事に、ヒヤッとする瞬間はつきものです。2025年も、編集部には子どものお世話にまつわる衝撃エピソードが数多く寄せられました。
そこで今回は、その中でも特に印象に残った「子どものお世話」に関する体験談をご紹介します。なぜか日に日に家の中が臭くなり……!?
臭いの発生源は次男!?強くなる謎の異臭→病院へ行くとまさかの原因が判明!?
いつものようにリビングで6歳・4歳・3歳・1歳の子どもたちと過ごしていると、普段は嗅いだことのない膿のような臭いがしました。最初はたまに臭うくらいでしたが、2日も経つと私も夫も部屋のどこにいても感じるように。臭いの発生源を探すべく家中を探しましたが、どこからも臭いは発生していません。原因がわからないので対策も取れず、夫と話ししばらくは様子を見ることになりました。
臭いが発生し出してから5日目の夜、私は4歳の次男と話しているときに、臭いが強いことに気が付きました。私に向かって息を吐いてもらうと、家中を漂う膿のような臭いが!臭いの発生源は次男ということがわかり口の中を見たのですが、特に変わったところはありません。その日は夜だったので、翌日に病院を受診することにしました。
翌朝、次男の鼻の下を見ると鼻水が出ていました。そこで、かかりつけの耳鼻科へ連絡し、急いで向かい診察してもらうと、なんと次男の鼻の中から腐ったスポンジが出てきたのです! 次男に聞くと、布団の下に敷いているマットレスのカバーが破けている部分からスポンジをちぎって、興味本位で鼻に詰めたのだそう。
医師によると軟らかい物だと痛みもないそうで、発見が遅くなるのはよくあることのようです。たしかに次男もまったく痛みを訴えなかったので、私たちも気づくことができませんでした。その後は2日ほどで臭いがしなくなり、次男の鼻水も止まりました。
臭いの原因がまさか子どもとは思わず、発見が遅くなってしまい心配しましたが、次男も医師も笑っており、ホッとした出来事です。その後は、同じことが起こらないようマットレスに新しいカバーをつけ、次男には鼻に物を詰めないように伝えました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:助産師/松田玲子
著者:鶴川 こだま/20代女性/2017年・2019年生まれの息子と2020年・2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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臭いの原因が分かり、ひとまず安心しましたね。ケガなどもなく、本当によかったです。子どもは好奇心から、耳や鼻に小さな物を入れてしまうことがあります。事故を防ぐためにも、普段から小さな物は手の届かない場所に置き、入れてはいけないことや、もし入れてしまったらすぐ大人に伝えることを、繰り返し伝えておきたいですね。万が一、耳や鼻に異物が入った場合は、無理に取り出そうとせず、早めに医療機関を受診しましょう。特にボタン電池や磁石は危険なため、注意が必要です。
続いてご紹介するのは、子どもとエレベーターに乗ったときのエピソードです。思わずその場が凍りつくような事態に……!?
「すごく大きなお腹」エレベーター内を一瞬で凍りつかせた娘の一言→すると男性が……!?

4歳の娘と一緒にショッピングモールに行ったときの話です。私と娘はエレベーターに乗ったのですが、すでに何人か乗っていました。
その中に、体格のいい男性がいました。すると娘が突然、大きな声で「ねぇねぇママ、このおじさん、すごく大きなおなかだね! どうしてー?」と言い出したのです。一瞬にしてエレベーター内の空気が凍ったのがわかりました。私は娘になんて注意すべきか頭が回らず、焦ってとっさに「しゃべったらいけません!」と言ったのですが、娘はそれが不服で「なんで? だっておなか大きいもん!」と反論してきたのです。
幸い、その男性はガハガハ笑いながら娘に「おじさんはいっぱいごはんを食べるからおなかが大きいんだよ」と言ってくれましたが、冷や汗が止まりませんでした。私は男性に謝り、娘にはエレベーターを降りた後「人に体の大きさや、見た目のことを言うのは失礼なことなんだよ」と教えました。
子どもは悪気なく正直に思ったことを口にしてしまうので、公共の場などで他人に不快な思いをさせてしまう可能性があることを痛感しました。人に対して何を言っていいか、悪いか、言われた人がどう思うかを教えておかなければいけないなと実感した出来事でした。
著者:あい うえこ/30代・女性・会社員。ひとり娘を育てる母。時短勤務の会社員。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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娘さんに悪気はなく、素直な疑問を口にしただけだったのでしょうが、ママにとっては冷や汗ものの出来事でしたよね。子どもは好奇心旺盛で、気になったことをそのまま言葉にすることも多いもの。悪意がないからこそ、日常の中で「言ってはいけないこともある」という点を、少しずつ伝えていくことも大切かもしれません。
最後にご紹介するのは、娘さんを初めて銭湯に連れて行ったときのエピソードです。思いもよらない事態に、ママは思わずパニックに……!?

