行政機関のなかでも幅広い政策分野を担う総務省。その管轄のもとで認定される資格には、高度な専門知識を必要とするものが多数存在しています。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男性を対象に「憧れる総務省管轄の国の資格」というテーマでアンケート調査を実施しました。
男性から支持を集めたのは、どの資格だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位:電気通信主任技術者
第2位に選ばれたのは、得票率16.0%の「電気通信主任技術者」でした。
電気通信主任技術者は、1985年に施行された「電気通信事業法」によって制度化されたもので、電気通信技術(ICT)のプロであることを証明する国家資格。総務省令で定めた技術基準を維持するため、事業用電気通信設備の工事・維持・運用の監督責任者として配置されます。ネットワークを構成する設備の種類により、「伝送交換主任技術者」と「線路主任技術者」に分かれていて、それぞれ監督できる設備範囲が異なるところも特徴です。
AIを用いたネットワーク構築など、今後はより高度な知識を求められる可能性があるものの、同時に将来性があるところも魅力。また、所持していれば電気通信に関連する職種・業種への就職・転職で有利になるところなども、支持を集めたのではないでしょうか。
第1位:行政書士
第1位に輝いたのは、得票率18.4%の「行政書士」でした。
行政書士は、1951年に施行された「行政書士法」によって制度化されたもので、主に行政への許認可申請が必要な書類の作成や、官公署に届ける書類に関する相談業務などを行う国家資格。扱える書類の種類も非常に多く、税理士や社労士、司法書士などと比較して、業務範囲が広いところも特徴です。
行政書士は、法律系の資格のなかでは比較的難易度が低いとされていて、試験の科目数も多くないため、取り組みやすいところも魅力。また、行政書士事務所などで勤務するのはもちろん、独立開業を目指せるところもポイントです。

