素直に食パンを切ってみて、なんか気持ちよくなった
筆者は普段、カロリーを気にして食パンを控えているのですが、今回は検証のため(仕方なく)切れていない食パン3斤分を購入しました。
まずは、サンドイッチ用を想定して端を薄く切ってみます。
すると、波打った刃が食パンの中に吸い込まれるようにスムーズに入っていくではありませんか。全長約38cmのうち、刃渡りが25cmあるため、前後に大きくスライドできるのがポイント。
軽くて薄い刃が、断面を潰すことなくきれいに切断してくれます。これは気持ちいい…! まっすぐ切るには多少の慣れが必要ですが、1000円とは思えない切れ味です。
厚さ5cmを超えるトーストが自宅で食べられる幸せ
このナイフがあれば、パンの厚さは自由自在。
お店でもなかなか売っていない「厚さ5cm超えの極厚トースト」も思いのままです。
その誘惑に負け、5cm厚に切った食パンをトーストし、バターをたっぷりのせていただきました。外はカリッ、中はフワッフワ。豊かなカロリーに脳が歓喜しています。
もう1枚、ジャムたっぷりで…と思いましたが、1枚で500kcal近くある現実に気づき、理性を総動員して思いとどまりました。
自宅で「パン屋さんの焼き立て」のような幸福感を味わえる、スタンダードプロダクツのパンナイフ。
パン好きなら1本持っておいて損はありません。ただし、食べ過ぎてしまうという“悪魔的”な魅力にはご注意を。
(千秋)

