海外にも大掃除の習慣がある?
「大掃除をする」という習慣は、実は日本だけではないんです。
中国では旧正月(春節)の前に大掃除をします。
ヨーロッパの一部では、春に「スプリング・クリーニング」として大掃除をする地域もあります。
時期や理由は違っていても、節目に家をきれいにして新しいスタートを切るという考え方は、世界中で共通しているのですね。
きれいな空間で新しい季節や年を迎えたいという気持ちは、人間の本能なのかもしれません。
まとめ
昔の人は年神様を迎えるために、今のわたしたちはそれに加えて気持ち良く新年を迎えるために。目的は少し変わったかもしれませんが、大掃除の意味は変わりません。
とはいえ、忙しい現代の家庭で大掃除を完璧にこなすのは大変ですよね。
だからこそ、家族で役割分担をしましょう。
「みんなで協力して家をきれいにする」という経験が、家族の大切な思い出にもなります。
「パパは窓拭き、ママはキッチン、子どもたちはおもちゃの整理」などと決めて、終わったらご褒美のおやつタイム。
そんな風に楽しみながらやれば、大掃除も苦にならないかもしれません。
大掃除の由来や意味を知ることで、ちょっとだけ前向きな気持ちになれる。
今年の大掃除は、1000年の歴史を感じながら家族みんなで楽しく取り組んでみませんか?
文/なついろ

