詰め込み収納
キッチン全体で多いのが、詰め込みすぎ。探しにくい・取り出しにくい→さらに詰め込むという悪循環に。「引き出しの中身を全部出す」だけで半分の問題が解決するほど、詰め込みは散らかりの原因になっています。詰め込んだ状態では、
・何がどこにあるのかわからない
・捜し物が増えて毎日の調理がスムーズに進まない
・食品を収納している場合は賞味期限が切れたものがまぎれやすくなる
・使いにくくなるほど戻すのが面倒になる
というようにデメリットがたくさん。
見直しのコツは
・最初に一度全部出す
・ものの「種類ごと」に分け、よく使うものは使いやすい場所へ
・食品はカテゴリー別(粉物・缶詰・乾物・お菓子など)でまとめる
・量の見直しをすることでムダ買いを防ぐ
引き出しは毎日使う場所だからこそ、一度整えると捜し物が減り、調理時間も短縮できます。
収納も掃除も続けやすい「整いやすいキッチン」に見直すチャンス
キッチンは毎日の家事で必ず使う場所だからこそ、小さな習慣の積み重ねが「使いやすさ」にも「汚れにくさ」にも直結します。換気扇フィルター、コンロまわり、引き出しなど、ほんの少し見直すだけでも片づけやすく汚れにくいキッチンに変わっていきます。
大掃除のタイミングは、「収納」と「掃除」の両方が続けやすいキッチンに整える良いきっかけ。無理なくできる工夫を取り入れることで、毎日の家事の負担が自然と軽くなっていきます。
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。
編集/サンキュ!編集部
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