3.皮膚炎・かゆみ
肛門周囲の皮膚炎も、お尻歩きの原因としてよく見られます。
下痢や軟便が続いて肛門周りが汚れると、皮膚に刺激が加わって炎症や湿疹を引き起こすことがあるのです。特に汚れが付着したままでいるとかゆみや違和感が出やすく、お尻歩きで紛らわせようとします。
肛門周りの皮膚にトラブルが起きている時のサインは、
皮膚が赤い 毛が抜けている フケが多い 舐め壊しているなどが見受けられます。
意外と見落とされやすい原因ではありますが、放置すると細菌感染や広範囲の皮膚炎、外傷に進行することもあるため、早期の洗浄や治療が必要です。
4.異物や便が肛門に付着している
長毛種の猫に特に多いのが、便や猫砂が肛門周りに絡みついてしまうケースです。毛に絡んだまま乾燥すると強い異物感となり、お尻歩きで取り除こうとする行動が見られます。
便が硬すぎて少量ずつ残ったり、下痢で粘ついた便がこびりついたりするのも原因のひとつです。異物が付着したまま放置すると、皮膚炎、ただれ、細菌感染を起こしてしまう可能性があります。
予防のためには、こまめなブラッシングや肛門周囲の毛のカット、柔らかすぎず硬すぎない便を保つための栄養バランスを整える食事管理が大切です。猫のお尻が汚れたままになっていないか、1日の中で定期的にチェックをしましょう。

