「網膜剝離」の「治療」にかかる期間はどれくらい?治療後の注意点も解説!

「網膜剝離」の「治療」にかかる期間はどれくらい?治療後の注意点も解説!

網膜剥離の治療期間と注意点

網膜剥離の治療期間と注意点

網膜剥離の治療にかかる期間の目安を教えてください

網膜剥離の治療期間は、治療方法や病状の重さによって大きく異なります。網膜に穴があるだけで剥離が起きていない場合のレーザー治療であれば、処置自体は短時間で入院の必要もなく、経過観察期間も含めて数日~数週間程度でひとまず治療完了します。

これに対し、手術が必要な網膜剥離では、一般的に手術時間は1~2時間程度ですが、その後の入院期間が必要です。入院期間はケースによりますが、1週間から長い場合で2~3週間程度が目安です。ただし、入院期間は患者さんの状態や術後経過によって異なり、術後早期に網膜が安定すれば1週間以内で退院できる場合もあります。

参照:『網膜剝離』(日本眼科学会)

網膜剥離の治療後はどのようなことに気を付けるとよいですか?

網膜剥離の術後は、医師の指示に従い姿勢(うつ伏せなど)を保ち安静に過ごすことが大切です。また、洗顔や入浴、運動、車の運転なども一定期間は制限され、点眼薬は清潔に正しく使い続けることが重要です。

特に、ガスが眼内に残っている間は飛行機や高地の移動は禁止されます。退院後も定期的に眼科を受診し、再剥離や合併症の早期発見に努めましょう。もし経過観察中に違和感や見え方の変化があれば、できるだけ早めに主治医に相談することが大切です。

編集部まとめ

編集部まとめ

網膜剥離は決してまれな病気ではなく、加齢や強度近視でも起こりうる目の病気です。しかし、初期には自覚症状に乏しく見過ごされがちで、症状に気付いたときにはすでに進行している場合もあります。本記事で解説したように、網膜剥離の程度によって治療方法や期間、費用は大きく異なります。初期の段階であればレーザー治療など簡便な処置で入院も不要で済みますが、剥離が進行してしまうと緊急手術や長期の入院安静が必要となり、視力への影響も大きくなります。したがって、飛蚊症や光視症、視野の異変に気付いたら、できるだけ早く眼科を受診するようにしましょう。治療後も再発予防のため定期検診を受け、日々の生活で目を保護する習慣を心がけてください。大切なのは予防と早期発見、早期治療です。自分の目に現れるサインを見逃さず、違和感があれば眼科を受診することで、将来の視力を守ることにつながります。

参考文献

『網膜剝離』(日本眼科学会)

『飛蚊症と網膜剥離 なぜ?どうするの』(日本眼科医会)

『網膜剥離』(京都府立医科大学附属病院眼科)

配信元: Medical DOC

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