目がかすむのは「老化」だけじゃない!年齢に関係なく発症する「白内障」のサインと予防法【医師解説】

目がかすむのは「老化」だけじゃない!年齢に関係なく発症する「白内障」のサインと予防法【医師解説】

今日からできる予防法&進行を遅らせる工夫をチェック!

目がかすむのは「老化」だけじゃない!?白内障のサインと予防法【医師解説】

白内障は、治療が必要なほど病状が進むと、進行を止めるのは難しいといわれています。日常生活で、できるだけ予防をしておきましょう。

・紫外線対策
眼の水晶体に悪影響を及ぼすとされる紫外線。屋外での活動が多い人は、つばの広い帽子やUVカット眼鏡、サングラスの着用で紫外線から眼を守る工夫をしましょう。

・禁煙
はっきりと因果関係はわかっていないものの、喫煙は白内障リスクを高めるともいわれています。白内障予防だけでなく健康のためにも、禁煙を心がけましょう。

・食生活の改善
白内障を防ぐには、食生活の改善も有用。白内障予防にはビタミンCやビタミンE、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれるルテイン、βカロチン、とうもろこしや卵黄などに含まれるゼアキサンチンといった栄養素が効果的です。

・ブルーライトカット
スマホやパソコンの使い過ぎは白内障リスクを高める可能性がります。LEDを使用したテレビやスマートフォンなどから放射されるブルーライトも目に悪影響を及ぼす可能性があります。長時間のスマホ・パソコンは避け、目にやさしい生活を心がけましょう。

・眼科で定期検診を受ける
目の病気は自分では気付きにくく、白内障を発症していても自覚症状がないケースも多く見られます。白内障の早期発見・早期治療につなげるには、白内障リスクが徐々に高まる40代ごろから、1年に1~2回は定期検診を受けることが推奨されます。

白内障の治療は点眼薬によるものと手術があります。しかし、点眼薬は症状が軽い人の状態を引き延ばすことはできても、根本的な治療はできません。症状が進んだ場合は、手術による治療を検討しましょう。

ただし、手術をすると目のピント調節機能にも変化が出るため、普段の生活への影響も免れません。手術を検討される際は、医師と適正なタイミングやレンズの種類を相談して慎重に決断しましょう。40~50代の人は多焦点レンズ(遠距離と近距離のどちらにも焦点が合うように作られたレンズ)を使用するなどの選択も可能です。

まとめ

白内障は“予防と早期発見”がカギです。40代からは、日常生活における白内障のサインを見逃さないよう意識してみましょう。「以前より対向車のライトがまぶしく感じる」など見え方に違和感を覚えたら、老眼と思い込まずに眼科医へ相談することが大切です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

取材・文/生垣育美
産科・婦人科領域の医療現場において医師の事務作業を専門にサポートする産婦人科ドクターズクラークとしての勤務を経て、第1子出産をきっかけにWebライターへ転身。夫・息子と3人暮らし。やんちゃな息子に振り回されながら、なんとか仕事と家庭を両立させる日々……。

著者/監修/倉員敏明 先生
大学卒業後、九州大学心臓外科に入局し、外科医として多くの手術に携わる。その後、眼科へと転科し、くらかず眼科を開業。外科医として培った高度な手技と豊富な臨床経験を活かし、眼科領域においても手術を中心とした医療を提供している。クリニック最大の特徴は、「手術に特化」していること。通常は入院が必要とされるような難症例にも日帰りで対応し、大学病院で対応が難しいとされたケースの受け入れも積極的におこなっている。

配信元: 介護カレンダー

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