「父さんがね…」憧れた専業主婦の現実…孤独で不安な日々→私の不在時、義父が心に刺さるひと言を

「父さんがね…」憧れた専業主婦の現実…孤独で不安な日々→私の不在時、義父が心に刺さるひと言を

私は、妊娠がわかったと同時に仕事を辞め、専業主婦になりました。母も専業主婦だったため、私は学生時代から結婚したら絶対に専業主婦がいいと憧れていたのですが……。

思い描いた理想とは程遠い現実に心が…

実際に専業主婦になってみたら想像以上に孤独。おなかの中に子どもがいるからひとりじゃないと、頭ではわかっていても心が追いつかない状態でした。そんな寂しい日々を過ごして、無事に子どもが生まれました。


今度は物理的にもひとりじゃないはずなのに、初めての子育てで気が休まらず、ひとりで不安な気持ちで孤独に感じていました。そんなあるとき、夫が「子どもを見てるから、友だちとランチでも行ってリフレッシュしておいで」と言ってくれたのです。久しぶりにおしゃれをして街に出て、とてもリフレッシュできました。

夫は子どもと一緒に実家に遊びに行ったようで、帰ってからお互いの出来事を話していると、義父が「こんなにいい子なのはお母さんが一生懸命育ててくれているからだね」と言っていたと夫が教えてくれました。ずっと不安に思っていたけど、ちゃんと子育てできているんだと思えてホッとして涙が溢れました。しっかり見ていてくれる人がいる、私はひとりじゃないんだとわかり、とてもうれしかったです。


義父の言葉を聞いてからは、孤独に感じることはなくなりました。当時は、専業主婦になり人との関わりが減り、初めての子育てで毎日不安だったので、ひとりで頑張らなきゃと思い過ぎてしまっていたのだと思います。気遣ってくれる夫や義父のように支えてくれる人が近くにいるとわかってからは、心に余裕もできて家事に育児に、忙しい毎日を楽しめるようになりました。


著者:佐々木 愛美/20代・女性・専業主婦。男の子を育てる母。

イラスト:miyuka


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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