
複業したい個人と企業や自治体を繋ぐ、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営するAnother works代表の大林尚朝氏が、12月14日(月)、ザイナス主催の大分県からイノベーションマインドを持った人材を育てる「Oitaイノベーターズコレジオ」に登壇した。
日本の競争力は他国に比べ低下
日本の競争力は、他国と比べると過去30年間で著しく低下している。スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2023年「世界競争力ランキング」によると、日本は64カ国・地域の中で35位と過去最低の順位だったという。
低下する日本の国際競争力を回復する鍵として注目されているのが、「アントレプレナーシップ」や「起業家精神」だ。
Another worksの取り組み

Another worksでは、2019年5月の創業以来、本業だけでなく複数の居場所を持ち、金銭報酬やスキルアップ、キャリアアップ、自己実現など複数の目的を達成できる“複業”が社会に欠かせない働き方であると確信し、日本全国へ推進してきた。主力サービスである複業したい個人と企業や自治体を繋ぐマッチングプラットフォーム「複業クラウド」は、提供開始から7年で累計登録タレント数10万人、累計導入企業数は2,500社、累計自治体数250を突破(※2025年11月末時点)しているという。

Another works代表の大林尚朝氏は、こうした時代変化の中で必要なのは、自身の実体験に基づく実践的な起業家支援だと考え、東京都スタートアップ支援事業、大阪産業局、Plug and Play Japanにて起業家メンターを担当するなど、起業家精神の育成へ力を入れている。
