
富山県黒部市の「NTG」は、新しいクラフトジン「CHA-CHA-CHA」を2026年1月に発売する。
災害を乗り越え、関係した地域への感謝を込めたジン

「CHA-CHA-CHA」を製造する「NTG」は、2024年1月の能登半島地震を石川県珠洲市で経験。さらに9月に発生した豪雨災害を機に、「水を大量に使用する蒸留施設を新しく建設していこうとすることは地域にとってプラスではない」と判断し、富山湾対岸にあたる富山県新川地区に新しく蒸留所予定地を求めた。
その後、「NTG」は黒部市で再スタートを切った。現在は能登のクラフトジン「のとジン」をはじめ、能登の蒸留酒や炭酸飲料の製造販売に加え、洋酒輸入卸売小売販売業を手がけている。
そして、珠洲市・能登町など能登地域や、下新川郡朝日町への感謝の気持ちを込めて、クラフト・ジンという形で表現したのが、「CHA-CHA-CHA」である。
名称は、3種類の「お茶」をボタニカルとして使用していること、温かみのある富山弁の「〜ちゃ」、これらに楽しくなるような音楽とダンスの「チャチャチャ」の意味を組み合わせて考案された。

12月中は、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて、予約販売を受け付けている。2026年1月より、予約者向けにリターンとして発送を完了したあと、一般販売を開始する予定だ。
珠洲市や白山市、朝日町の素材を使ったジン
「CHA-CHA-CHA」は、珠洲市や白山市、富山県下新川郡朝日町の素材を活用して製造している。コンセプトとして、「心温まるようなホットでも美味しいジン」「やさしくふくよかな味わい」「誰もが楽しめるような気軽さのあるジン」を掲げている。

使用しているボタニカルの一つ、石川県白山市の完全無農薬有機栽培の「番田ジンジャー」
コンセプトを意識しながら、ボタニカルの選定と試作を行った。最終的に使用したボタニカルは9種類。

さらに、甘く爽やかな香りが特徴的なホーリー・バジルも魅力だ。トップノートで、ホーリーバジルの青く甘みのあるハーバルな香りとゆずの柑橘の香りが楽しめる。
飲み進めていくとやさしい味わいが感じられながら、最後にふくよかなバタバタ茶の香りが余韻を残す。加水したり、炭酸で割ると、それぞれのボタニカルの存在をより感じられる。特にお湯割りにした場合、生姜の温かみがさらに顔を出し、お茶の味わいがさらに増すという。
