120歳まで元気に生きたい——管理栄養士を目指すみきママの「食」と「学び」

120歳まで元気に生きたい——管理栄養士を目指すみきママの「食」と「学び」

調理の工夫で乗り越えた。食が進む、離乳食のコツ

img_nanitsuku_072-06

ーー第一子出産後、離乳食も始まり、大変な時期があったと思うんですが、どのように乗り切ったんでしょうか。

週に1回くらい、にんじんやほうれん草を茹でて、ミキサーにかけて製氷機でブロック状に冷凍して保存していました。それをいくつか組み合わせてレンジでチンするだけで簡単な離乳食が完成です。

生後5〜6カ月くらいはペースト状のものがいいので、ミキサーにかけて。生後7〜8カ月は細かく具材を刻んで、同じように冷凍しておけばラクでしたね。同じブロックで量を増やしていくだけで大丈夫です。もし離乳食ブロックが余ったら、それを全部鍋に放り込んでカレーにしちゃってました。いろんな野菜の出汁が溶け込むので、とってもおいしいカレーができるんですよ。

ーーアイディアがすごい。 みきママさんのお話を聞くと、だいぶラクにできそうな気がしてきます。

それでもひとり目のときは産後うつになったんです。おっぱいが大好きな子だったから、あげないと泣き止んでくれなくて。自分でなんとかしなきゃいけない状況が長かったので辛かったです。

ーーみきママさんにもそんな時期があったんですね。

だからこそ、離乳食はいろんな工夫をしました。1歳近くになると「離乳食後期」になり大人と子どもの食事を作りわけるのが大変な時期だと思います。食べる量も増えてくる時期ですね。その時期、うちは“とりわけ離乳食”にしたんです。

ーーとりわけ離乳食、ですか?

例えばお好み焼きにする場合、途中までは同じレシピで、大きいサイズ、小さいサイズのお好み焼きを焼きます。最後にソースの味や量を調整して、大人味と子ども味に分けていました。

子どものためだけに食材を用意しなくていいからラクですし、子どもは大人と同じものを食べられる状況がうれしいので、食が進むんですよね。

大ゲンカしても、ごはんを食べれば仲直り

img_nanitsuku_072-07

ーーお子さんとの食事において、みきママさんが意識していることは?

食べるときは、いつも一緒に食べるようにしています。キッチンで料理とか洗い物をしながら、子どもに「早く食べなさい」ってやりたくなることも多いと思うんです。でも、そうすると親子で会話ができる時間がないですよね。ちゃんと座って一緒に食べると、やっぱりごはんがおいしいから、子どもはいろんな話をしてくれます。

ーー確かに、そうかもしれません。

大学生になった今でも、息子が帰ってきたらごはんを出してあげて、隣で見ているんですけど、そうすると「今日こんなことがあって」みたいな話をしてくれます。

ーーおいしいものがあると自然と会話が生まれるんですね。

そう思います。子どもは子どもなりにストレスを抱えているから、意外とイライラしているんですよ。イライラしているときは、ビタミンCが不足しているので、みかんを食べさせます。ケンカになりそうなときには「とりあえずみかんを食べなさい」って、みかんを口に入れてあげます(笑)。

ーーおもしろいお母さんですね(笑)。食事を通じて、お子さんの成長を感じることは?

うちの子たちは、夕飯のとき1時間くらいずーっとしゃべっているんです。話を聞いているとおもしろくて、「そんなことも考えるようになったのか」って成長を感じますね。

子どもが友達を連れてくるので、ごはんを出してあげて、みんなで食べることもあります。食事の場を楽しんでくれるようになったことに成長を感じますね。

ーーお友達も集まってごはんが食べられる場所があるって最高ですね。ちなみに、息子さんに反抗期はありましたか?

ありますよ!思春期の頃は息子もイライラしていることが多いから、たわいもないことでケンカになりました。

ーーケンカをしていても、食事は一緒にするんですか?

そうですね。イライラの原因のひとつはやっぱり「お腹が空いている」からだったんです。お互いにむかついていても、食べ始めると「うまい」とか言って、だんだん仲直りしていきます。

配信元: アイスム

提供元

プロフィール画像

アイスム

がんばる日も、がんばらない日も、あなたらしく。「食」を楽しみ、笑顔を届けるメディア、アイスムです。 食を準備する人の気持ちが少しでも軽く、楽しくなるように。 おうちごはんのレシピや食にまつわるコラム、インタビューなどを通じて新しい食シーンを提案します。