「もはや介護」元アイドルの“おじ特化”バスツアーが衝撃。月1回の生存確認電話、25歳が仕掛ける「驚きのファンサービス」とは

「もはや介護」元アイドルの“おじ特化”バスツアーが衝撃。月1回の生存確認電話、25歳が仕掛ける「驚きのファンサービス」とは

高齢男性を救う「社会貢献」の側面

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さらに、参加しているおじファン同士で仲良くなり、ツアーを楽しむ様子も印象的でした。田中さんはバスツアーに限らず屋形船などさまざまなおじファン向けのオフラインイベントを多数開催しています。

「こういう形で孤独になりがちな高齢男性の楽しみや居場所を提供しているのは真面目に社会貢献になっていると思う」「アイドルファンの男性だと格好つけて横の繋がりを避ける人も多いけど、参加者たちが仲間意識を持って楽しんでるムードはすごい」といった好意的なコメントもありました。

HKT48の1期生としてデビューした田中さんは、HKT48在籍時には“MC番長”とも呼ばれ、トーク力やユニークなキャラクターで人気を馳せていました。2020年にHKT48を卒業後は福岡県を拠点にローカルタレントとして活動を続けています。ファンとの近い距離感はHKT48の時代も現在も田中さんの特徴であり、今も多くのファンに愛され続ける理由と言えるでしょう。

安否確認まで。25歳の「生存戦略」

 画像:田中菜津美さんOfficial Siteよりまた田中さんはシニア層をターゲットに活動している点でも他のアイドル・タレントとの差別化が図れています。ファンクラブには「シニアプラン」なるものがあり、本人との雑談チャットや直筆の年賀状、月1回の生存確認電話、月2回の安否確認LINEなど充実した内容が含まれています。

恋愛対象ではなく孫のようなスタンスでシニア層のファンを見守る田中さんの活動は、高齢化社会における生存戦略として非常に賢明に見えます。

アイドルが引退後も現役時代から応援しているファン向けにライブやイベントを開催するケースは多々ありますが、田中さんのセカンドキャリアは推し変が早そうな若い男性ファンをターゲットにするのではなく、孫と祖父のような濃い絆を築きつつおじファンを大切にするという特殊なスタイルです。

田中さんはまだ25歳ですから、このシニア層に向けたアイドル引退後のセカンドキャリアは芸能活動を細く長く続けていく上で参考にする他のアイドルも多いのではないでしょうか。

アイドル戦国時代を経て、今は日本に多数のアイドルが存在しています。性アイドルの場合は年齢的にも現役アイドルとして歌って踊る期間は短いですから、引退後に女優やタレントなど路線変更するなど試行錯誤する人も珍しくありません。その中で田中さんのような福祉系アイドル路線が需要を高める可能性は十分にありそうです。

<文/エタノール純子>

【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中



配信元: 女子SPA!

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