息子の優しさに救われた
息子が歩き出してから、私はしばらくその場に立ち尽くしてしまいました。少しの間、息子が自分でベッドに向かう背中を見守りながら、心の中で自分の思いを整理していました。
その時、布団の中から息子の小さな声が聞こえてきました。「ママ、手をつないでいて」と、息子が手を差し伸べてきたのです。私はその手をしっかりと握り「もちろんだよ」と答えました。その温かい手のひらを握った瞬間、心の中の寂しさが少しずつ溶けていくような気がしました。
変わりゆく日常と新しい習慣
その日から、私たちの寝かしつけの習慣が少し変わりました。以前のように抱っこして寝室まで運ぶのではなく、息子が自分で歩いていく代わりに、寝室の入り口で「おやすみハグ+手つなぎ10秒」を新しい習慣として取り入れました。
この小さな変化が、私たちにとって大切な意味を持つようになりました。息子も自分の成長を実感しているのでしょうし、私はその成長を見守りながら、息子のペースに合わせてサポートしていこうと思うようになりました。

