“小江戸”川越の絶品スイーツや手焼きせんべい体験など、お楽しみスポットをナビゲート

“小江戸”川越の絶品スイーツや手焼きせんべい体験など、お楽しみスポットをナビゲート

埼玉県にある川越は、江戸時代の風情を今に残す蔵造りの町並みや、老舗の和菓子店やレストラン、おしゃれな雑貨店など、100店舗以上のお店が軒を連ねており、食べ歩きや散策を楽しむのに最適なエリア。今回、“小江戸”川越のおすすめスポット3つを編集部が紹介!

■こだわりフルーツのスイーツが食べられるカフェ「ぎんとき(銀時)」
小旅行といえど、その土地でしか食べられないグルメのチェックは欠かせない。そこで、まずは、季節のフルーツを存分に味わうことができるかき氷やパフェを提供している「ぎんとき(銀時)」へ。
「ぎんとき(銀時)」の「かき氷(生メロン)」(1760円)と「フルーツパフェ」(2090円)※メニューやパフェの内容は季節によって異なる
「ぎんとき(銀時)」の「かき氷(生メロン)」(1760円)と「フルーツパフェ」(2090円)※メニューやパフェの内容は季節によって異なる


かわいらしい鳥を模した「かき氷(生メロン)」(1760円)は、台座になんとメロン半個を使用!メロンと練乳を合わせた優しい甘さのかき氷は、口の中に入れた瞬間はまろやかで、後味はさっぱり。キーン!と冷えることもなく、気づけばなくなっているおいしさだ。
【写真】レトロ感のある「ぎんとき(銀時)」の外観
【写真】レトロ感のある「ぎんとき(銀時)」の外観


取材時の9月上旬の「フルーツパフェ」(2090円)は、旬の桃とメロンが主役。コーンフレークや生クリームでの底上げはせず、グラスの最後までさまざまなフルーツが詰まっている贅沢な一品だ。甘いぶどうやいちじくに、キウイやピンクグレープフルーツの酸味など、それぞれの個性が混ざり合い、口にすれば至福のひとときを過ごすことができる。

季節によって食べられるフルーツが異なるからこそ、何度来ても楽しめる、何度でも足を運びたいカフェだ。
「ぎんとき(銀時)」の内観。テーブル席のほかに、カウンター席もある
「ぎんとき(銀時)」の内観。テーブル席のほかに、カウンター席もある


■せんべい焼き体験も楽しい「菓子屋横丁」
川越にはメインストリートである一番街のほかにも、趣のあるいくつかの通りがある。人気の通りのひとつ「菓子屋横丁」まで足を伸ばしてみることに。
「菓子屋横丁」の入り口
「菓子屋横丁」の入り口


菓子屋横丁入り口の看板に迎えられて小道を進むと、木造建ての菓子店などが軒を連ねており、まるで江戸時代の町並みに迷い込んだようだ。
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大きな土蔵が立ち並ぶ一番街とはまた違う雰囲気をかもす菓子屋横丁
大きな土蔵が立ち並ぶ一番街とはまた違う雰囲気をかもす菓子屋横丁


川越名物のさつまいものお菓子を扱う店が多いなか、ふと中をのぞき込んでみたくなるのが、せんべいの手焼き体験ができる「十人十色」だ。
プレーン・枝豆・エビの3枚のせんべいを焼くことができる
プレーン・枝豆・エビの3枚のせんべいを焼くことができる


1人700円でせんべい3枚を焼くことができる。軍手やせんべいの生地が入ったカゴを受け取り、話し上手な店主から焼き方の説明を受けたら、いざチャレンジ!
店主のレクチャー通り、片面4秒ずつを目安に裏表を交互に焼いていく
店主のレクチャー通り、片面4秒ずつを目安に裏表を交互に焼いていく

生地がやわらかくなったあとは、あっという間に生地が膨らむ!
生地がやわらかくなったあとは、あっという間に生地が膨らむ!


上手に焼けると、生地が平たく大きく伸び、まんまるなせんべいになるという。店主のようなきれいなせんべいを焼くには慣れが必要だが、多少いびつでも味があって楽しい。黒こげのような大失敗をすることもほぼないので、初心者でも楽しく体験できるのが魅力だ。
焼き上がりのサイズをはかって、店主が5段階評価をつけてくれる
焼き上がりのサイズをはかって、店主が5段階評価をつけてくれる

どちらがより上手に焼けるか、対決も楽しめる!
どちらがより上手に焼けるか、対決も楽しめる!


せんべいが急に膨らみ始めたり、波打って思うような形にならなかったりと、焼きながら「わぁ!」「やばい!」と思わず声が出てしまう瞬間も。家族や友達と訪れたら、盛り上がること間違いなし!

■江戸時代から続く音色を届ける「時の鐘」
小江戸川越のシンボルといえば、蔵造りの町並みから少し小道に入ったところにある「時の鐘」。最初に建てられた江戸時代初期から代替わりし、現存しているものは4代目になる。
小江戸川越でひときわ高く、存在感がある「時の鐘」
小江戸川越でひときわ高く、存在感がある「時の鐘」


現在、午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回時を告げる情緒ある音色は、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも認定されている。小江戸川越を訪れた際には、ぜひ耳をすませてみよう。


撮影=島本絵梨佳
取材・文=大谷和美

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配信元: Walkerplus

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