マッチングアプリは「禁止されていない」ヤメ検弁護士が明かす検察官の恋愛事情、交際相手に情報漏えいした男性検事は懲戒免職

マッチングアプリは「禁止されていない」ヤメ検弁護士が明かす検察官の恋愛事情、交際相手に情報漏えいした男性検事は懲戒免職

●検察官のマッチングアプリ利用は悪いのか?成り手不足の背景も

──報道を受けて、検察官のマッチングアプリ利用を批判する声もSNSでは上がっていました。

検察官は職責が重く、全国転勤を前提とした異動も多いため、組織外での出会いが限られ、組織外で出会った人たちとの交際関係を維持することが難しいという特殊な環境にあります。

そのため、私の周囲にいた既婚の検察官も、任官前からの交際相手と結婚したり、職場内結婚をしたりするケースが多く、職場の外で出会った相手と結婚している人は少ない印象でした。

出会いの少なさに悩む検察官も少なくはありません。実は、この点が、検察官のなり手不足の一因になっている側面もあると思います。

だからこそ、私は個人的に「検察官がマッチングサービスや婚活サービスを利用すること自体は、まったく問題ない」と思っています。

もちろん、マッチングアプリが許されるとしても、「独身偽装」が許されない行為であることは言うまでもありません。

【取材協力弁護士】
西山 晴基(にしやま・はるき)弁護士
東京地検を退官後、レイ法律事務所に入所。検察官として、東京地検・さいたま地検・福岡地検といった大規模検察庁において、殺人・強盗致死・恐喝等の強行犯事件、強制性交等致死、強制わいせつ致傷、児童福祉法違反、公然わいせつ、盗撮、児童買春等の性犯罪事件、詐欺、業務上横領、特別背任等の経済犯罪事件、脱税事件等数多く経験し、捜査機関や刑事裁判官の考え方を熟知。現在は、弁護士として、刑事分野、芸能・エンターテインメント分野の案件を専門に数多くの事件を扱う。
事務所名:レイ法律事務所
事務所URL:https://rei-law.com/

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