野茂英雄と、大将の物語

店内の壁には、写真がたくさん飾られている。
よく見ると、野茂英雄選手と肩を並べる若き日の浜田さんの姿。聞けば、社会人野球の頃、野茂選手とバッテリーを組んでいたそうだ。
「野茂のバッテリーやってた大将の店やって」そんな噂が広まって、客が増えたこともあった。
でも、20年変わらず賑わっている理由は、それだけじゃない。カウンター越しの会話、寿司の味、そのすべてに大将の誠実さがにじんでいるからだ。
大きさの理由

「なんでこんなに大きいんですか?」そう聞くと、大将は少しはにかんで「お客さんが喜んでくれるからですね」と答えた。
派手なサービス精神じゃない。そっと誰かの一日を明るくしたい、そんな気持ちが大きさになって表れているように思う。
週に2回通う常連さんもいるという。寿司の大きさも、大将の人柄も、現役で布施の町に元気を届けてくれる。
ライター紹介
SEKAI HOTEL Deep Osaka Experience(SEKAI HOTEL 大阪布施)
東大阪・布施商店街の空きテナントを客室にリノベーションし、近隣の飲食店や銭湯での”日常”を旅の一部として楽しむ「まちごとホテル」。観光地では味わえない、まちの日常の魅力を発信しています。
公式HP:https://www.sekaihotel.jp/area/fuse
Instagram:https://www.instagram.com/sekaihotel
