「ICD(植込み型除細動器)」についてよくある質問
ここまでICD(植込み型除細動器)を紹介しました。ここでは「ICD(植込み型除細動器)」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
ICD(植込み型除細動器)の禁忌事項について教えてください。
佐藤 浩樹 医師
ICD(植込み型除細動器)の禁忌事項としては、致死性不整脈の発生リスクがない場合、装着による明確な利益が期待できない場合、重篤な感染症が存在する場合などがあげられます。また、極度に予後が不良で寿命が著しく限られているケースでは、ICDの効果が十分に発揮されない可能性があるため、適応外となることがあります。精神的・社会的に機器管理が困難な場合も植込みに対して慎重な判断が必要となります。
まとめ
ICDは致死性不整脈による突然死を防ぐため、心拍を常に監視し、必要時に電気ショックで正常化する医療機器です。致死性不整脈を合併する心疾患に適応され、患者さんの予後を改善します。装着後は、定期的受診により、基礎疾患の治療と機器管理が求められます。
「ICD(植込み型除細動器)」と関連する病気
「ICD(植込み型除細動器)」と関連する病気は8個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
循環器系
心室細動
心室頻拍
虚血性心疾患肥大型心筋症拡張型心筋症
ブルガダ症候群先天性QT症候群
カテコラミン誘発多形性心室頻拍(CPVT)
これらの疾患は、いずれも致死性不整脈による突然死の危険性が高く、ICDは命を守る重要な治療手段となります。
「ICD(植込み型除細動器)」と関連する症状
「ICD(植込み型除細動器)」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
関連する症状
意識が遠のく
めまい失神
突然の動悸
胸部圧迫感
胸痛呼吸困難
これらの症状は、致死性不整脈が起きている可能性を示す重要なサインです。放置すると突然死につながる危険もあるため、これらの症状が起きた場合は、早めに医療機関を受診してください。
参考文献
不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)|日本循環器学会
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