名前だけでなく見た目もインパクト抜群な「スマトラの吸血鬼」の映像がYouTubeに投稿され、「面白いコばっかり！」「メッチャ可愛い～」と注目を集めています。
投稿したのは、ふじぴこ（@fujipico）さん。カメレオンを中心としたさまざまな爬虫類と一緒に暮らしており、以前には“ミミズのようでミミズではない不思議な生き物”の飼育環境を構築する様子が話題となりました。
そんなふじぴこさんは、東京・浅草で開催されたイベント「第45回 アクアリウムバス」に、爬虫類の販売を行っている「ORYZA」のブーススタッフとして参加。特別な許可を得て、同店のブースにいる珍しい生体の姿を撮影しました。
まず登場するのは、体に黄色のラインが入っているレインボージャクソンカメレオンのオス。ふじぴこさんの手の上で、あちこちをキョロキョロと不思議そうに見ています。
続いて、レインボージャクソンよりも体が大きいことで知られるジャクソンカメレオン・キサントロプスが登場。オスとメスの両方を撮影したので、性別によって見た目がどう変化するのかよく分かります。
今回撮った映像で特に印象的なのが、インドネシアの固有種・スマトラブラッドサッカー。頭部は全体的に黄色いものの、口端周辺は黒いため口が裂けているように見える強烈なビジュアルをしています。和名はクチサケホソカロテス！
ブラッドサッカーは「血を吸う者」という意味ですが、チスイコウモリのような吸血動物ではありません。繁殖や威嚇の際に頭が血のように赤く染まるため、この名が付いたそうです。
なお、目の周りが黒ずんでいて口が裂けたような外見をしているのはオスのみなのだとか。メスは全身が鮮やかなグリーンで優しい顔つきをしています。性別でこうも変わるのか……。
動画にはベーメカメレオンやオナガコノハトカゲ、ブルーアイモリドラゴンなども登場。ふじぴこさんは各生体の特徴をショート動画で紹介しており、ブラッドサッカーの動画には「ジョーカーみたい」「『蝋人形にしてやろうか！』って言いそうだ」などの感想が寄せられています。
動画提供：YouTubeチャンネル「ふじぴこ」さん
