「家庭内の感電事故」死につながる可能性も

※写真はイメージです
この事故で、Aさんは右の手のひらなどには電流斑※ができました。他にも両手指にやけど(Ⅰ〜Ⅱ度)を負ったほか、皮膚のところどころが黒く変色しました。また、2つの鍵に付いていたプラスチック製のタグは焦げ、片方は焼き切れていました。
Aさんは怪我を負いましたが、一歩間違えば命を落としていた可能性もあります。というのも、両腕の間(もしくは腕・足の間)を電流が流れると、心臓を通過することで死につながる不整脈を起こし得るのです。
※電流斑:電極と接触していた部分の皮膚に起こる潰瘍や壊死[*2]
ヘアピン、モール、ネックレスなども感電の原因に
今回の事故はロッカーの鍵で起こりましたが、他にも以下のような事故が起こっています[*3]。
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<4歳>コンセントにヘアピンを差して、手の親指から薬指の先にやけどを負う。
<5歳>コンセントにモール(針金入り)を入れ、両手の親指から中指にやけどを負う。
<4歳>コンセントとプラグの間の隙間におもちゃのネックレスと巻きつけ、手と顔の皮膚の一部がただれるやけどを負う。
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Aちゃんの事故の前年(2015年)にも、生後6ヶ月の赤ちゃんが、壊れてむき出しになったヘアアイロンのコネクター内部を口にくわえ感電。口の内部にやけどを負う事故が起こっていました[*4]。
