首都圏の主要ターミナルに直結し、幅広い層の来店客を迎えている西武池袋本店。館内には、安心感のある手土産として選ばれる和菓子ブランドが数多く出店しています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男性を対象に「西武池袋本店で買ってきてほしい和菓子ブランド」というテーマでアンケート調査を実施しました。
多くの男性から「買ってきてほしい」と支持を集めたのは、どの和菓子ブランドだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:文明堂
第2位は、得票率8.6%の「文明堂」でした。文明堂は、1900年に長崎で創業した老舗の和菓子ブランド。「カステラ1番、電話は2番」のキャッチフレーズや、1922年に国内の百貨店で初となる実演販売を行ったことなどでも知られています。さまざまな取り組みを行い、高級品のイメージが強かったカステラを親しみやすいお菓子として全国に普及させました。
文明堂では、看板商品のカステラはもちろん、どら焼きの生地でカステラを包んだ「カステラ巻」やバウムクーヘンなど、さまざまなお菓子を提供。「おやつカステラ」や「ドラえもん どら焼き」「3時のおやつあんぱん」など、かわいらしい商品も多数展開しているため、子どものおやつにもぴったりです。
第1位:とらや
第1位は、得票率14.8%の「とらや」でした。とらやは、室町時代後期に京都で創業したという長い歴史を持つ和菓子ブランド。後陽成天皇の在位中から御所の御用を務めるなど、古くから高い評価を得ています。1869年の東京遷都に伴い、天皇の移動にあわせて、京都の店を残したまま東京にも進出しました。
看板商品の「羊羹」は、小豆や白小豆などの豆を煮て専用のあんを作り、そのあんに溶かした寒天と砂糖を加えてじっくりと練り上げています。そのほか、菊をかたどった小倉あん入りの「最中 弥栄」や、薄雲のかかった明け方の月を表した焼き菓子「残月」など、さまざまな商品を提供。長い歴史や伝統を感じる繊細な和菓子が多いところも支持を集めたのかもしれません。

