主に女性の一代記を描くNHKの連続テレビ小説、通称『朝ドラ』。
2026年度前期に放送開始予定の『風、薫る』は、明治初期に活躍した2人のナースが主人公になるとのことで、すでに注目を集めています。
『朝ドラ』の最大の魅力は、さまざまな立場のヒロインが働く姿。
時に悩みながら人生を切り拓いていく彼女たちは、多くの視聴者の共感を呼んできました。
本記事では30~60代の男女100人にアンケートを実施。『主人公の働く姿が印象的だった朝ドラ』について調査しました。
働く姿が印象的だった朝ドラ第3位 『虎に翼』
第3位は、2024年度前期に放送された『虎に翼』。
日本初の女性弁護士であり、のちに裁判官としても活躍した三淵嘉子さんがモデルとなったヒロイン・猪爪寅子を、俳優の伊藤沙莉さんが演じました。
第二次世界大戦の敗戦を経て、日本の民主主義のあり方が根本から変わった時代に、法曹としての道を歩んだ寅子。
その姿は、現代の視聴者にも深い感銘を与えました。
幼い娘を抱えながら仕事に邁進する寅子の姿勢は、時に批判されることもありましたが、作品のファンからは尊敬の声が上がっています。
・トラちゃんたちがいたから今がある。まさに法曹界のファーストペンギン!
・寅子が男社会で人の3倍働いたことは後進から批判された。でも、道を切り拓くために必要だったと思う。
・日本国憲法の第14条こそ、寅子の信条。信念を持って働く姿に感動した!
働く姿が印象的だった朝ドラ第2位 『あまちゃん』
第2位は、2013年度前期に放送された『あまちゃん』。
俳優の、のんさんがヒロインの天野アキを演じて人気を博しました。
東京都から岩手県・北三陸に移住したアキは、祖母の影響で海女を目指します。その後、地元アイドルとして人気者となり、町おこしに貢献しました。
やがて、若い頃の母と同様に、自らも本格的なアイドルを目指して上京。
アキは、さまざまな困難と挫折を経て、アイドルとして活躍の場を広げていきます。
そんな矢先、東日本大震災が発生。アキは北三陸へ戻り、復興のためにほん走します。
内気で地味だった少女が努力を重ねて成長し、未曽有の災害に見舞われた北三陸の人々を笑顔にしていく姿に、全国の視聴者が声援を送りました。
【ネットの声】
・アキちゃんの新人海女さん姿が、かわいい!
・アキちゃんは、見ている人に勇気や元気を与えられる真のアイドル。
・震災に遭った北三陸の人々の故郷に対する思いが、アキを強くするんだね。

