冬季うつを予防する方法

冬季うつになりやすい生活習慣はありますか?
冬季うつになりやすい生活習慣は、日光をほとんど浴びない生活です。長時間屋内で過ごす方や、朝日を浴びない生活リズムの方は、発症リスクが高まります。就寝・起床時間が不規則な生活や昼夜逆転の生活を送っていると、朝の日光を浴びる機会が減り、体内時計が乱れやすくなります。また、運動不足や食生活の乱れも冬季うつのリスクを高めます。
冬季うつを避けるためにやった方がよいことを教えてください
冬季うつを避けるためにやった方がよいことは、以下のようなものが挙げられます。
朝の光を浴びる
早寝早起きを心がける
適度な運動習慣を身につける
栄養バランスのよい食事をとる
重要なのは、毎日決まった時間に起床し、朝の日光を浴びる習慣をつけることです。起床時刻を一定にすることで体内時計が整います。適度な運動習慣も大切です。ウォーキングやジョギングなど自分のペースに合わせて行いましょう。食事の面では、炭水化物に偏らず、肉・魚・野菜をまんべんなく摂取し、ビタミン・ミネラルもバランスよく摂ります。冬になる前からこれらの習慣を続けることで、冬季うつの予防につながります。
編集部まとめ

冬季うつは、うつ病や双極性障害などが冬に悪化するタイプで、意欲の低下、過眠や過食などの症状がみられます。軽い症状であれば生活習慣の工夫などで症状が軽減することもありますが、強い落ち込みや日常生活への支障が続く場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。必要に応じて高照度光療法や薬物療法などが行われます。春~夏に自然と回復することがあっても、毎年繰り返すことで症状が重くなることもあるため、気になる症状があれば医療機関に相談しましょう。
参考文献
『季節性情動障害に対する補完療法について知っておくべき6つのこと[コミュニケーション]』(厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業)
『うつ病 – 10. 心の健康問題 』(MSDマニュアル家庭版)『季節性感情障害に気づいて治療をするためのヒント』(MSDマニュアル家庭版)
『Overview – Seasonal affective disorder (SAD) 』(NHS)
『業務要因よりも季節性の要因により再燃するうつ病の事例:事例紹介 こころの耳』(厚生労働省)

