ヘビロテ中の「ホットクック」と「ヘルシオ」を一度手放した

――本書で勝間さんは、キッチン家電、とりわけシャープの「ホットクック」と「ヘルシオ」について「超ヘビーローテーションで使っている」と言及されています。これらを取り入れ時短を図っている家庭も多いと思いますが、上手く使いこなせないという声も聞きます。勝間さんはどんな経緯でこれらにたどり着いたんでしょう。
勝間和代さん(以下、勝間) それまでは圧力鍋や保温鍋、オーブンレンジなどを使っていましたが、やっぱり画期的に楽にはならなかったんです。そんななか、2004年にヘルシオ、2015年にホットクックが登場して、すぐに買いました。けれど、ホットクックはうまく使えなくてすぐに人にあげちゃったし、ヘルシオも2011年くらいまではサブレンジ扱いであまり使わなかったんです。
――効率的に使えなかったんでしょうか?
勝間 いや、ホットクックの自動調理用レシピが私の舌に合わなかったんですよ。まったく料理をしない人にとっては普通の味なんでしょうけど、私は「これで作ると自分で作るより味が落ちるな」と感じてしまったんです。

――それがなぜ、今ではヘビロテ家電に?
勝間 料理上手になってきた頃、新型が発売されたタイミングでもう一度買い、「ホットクックはバーミキュラやストウブ鍋の仲間だ」と気づいてから変わってきたんです。「自動調理鍋」と考えていたから使いこなせなかった。
すごく簡単なブレイズ(野菜の蒸し煮)を作ったらすっごく美味しくて。「あ、これでいいんだ。別に専用料理を作らなくていいんだ」と気づいたら、もう料理がものすごく楽になりました。
――「自動調理」は楽にできると思いがちですが、実は……。
勝間 私はガン無視しています(笑)。一番使うのは「手動」モードで「煮込み5分」「スープ3分」「炒め1分」。料理によりトロトロやシャキシャキの適度な食感で作れます。
――ヘルシオはいかがですか?
勝間 ヘルシオは「業務用スチームコンベクションオーブン(※)の仲間だ」と気づいてからヘビロテするようになりました。オススメは「網焼き」。網に食材を並べてボタンを押すだけですごく美味しいバーベキュー料理ができるんですよ。センサー全体の温度を把握して、冷凍食材と冷蔵食材を一緒に並べても適温で調理してくれるのがすごいんですよね。
※スチームコンベクションオーブン…オーブンにスチーム発生装置を取り付けることで、蒸す、焼く、茹でる、炊くなど複数の調理方法が可能な加熱調理機器。
――ふたつを駆使した場合、夕食の調理時間はどれくらいですか?
勝間 私が手を動かすのは食材のカットと味つけの、5~10分です。
――理想的な時短ですね!
食洗機の乾燥機能は使わない!

※画像はイメージ
――食後の時短と言えば「食洗機」は今や共働き家庭に欠かせませんが、なかには「すぐに壊れる」「結局予洗いするはめになり時短になっていない」などの声も聞かれます。
勝間 私はいつも「洗濯は家族分、手で洗わないのに、なんで皿は洗うの?」と言うんですが、最初は「洗いきれない」「信じられない」という意見が来るんですよね。これね、コツがいるんですよ。
――食洗機を使うコツ、知りたいです!
勝間 「入れすぎ・重ねすぎはNG」「量が多ければ2回以上にわける」「もっとも短い、お湯での30分洗浄コースを使う」「乾燥機は使わない」。乾燥ありのコースを選択すると時間がかかるし傷む食器があるので、私は使いません。お湯での洗浄だけで十分。終わったら取り出して自然乾燥して次の食器入れて……という感じです。
だから食洗機購入時のポイントは、「30分などの短時間コースがある機種」ですね。
――とにかく全自動に頼りきりだと、逆に非効率になるんですね。
