生き物のいる暮らし

夫婦共に、暮らしの中に生き物がいたらいいな〜という自分たちの理想から迎えたウメちゃん。共に暮らす中で、動物が草を食べ、糞が落ちて肥やしになり、その土で育った野菜を食べる。そんな自然の循環ができたらなと思っています。でもその裏には、副産物として安心安全な卵をいただけたら嬉しいなという欲望があるのも事実。
「自然」という概念で考えると、小屋や限られたスペースの中で飼うよりも、危険だとしても放し飼いする形の方がいいでしょうし、性別を選んで飼うことも悩みました。でも、そこまで手放す勇気や自然に委ねられる環境が我が家にはまだなく、まずは無理のない範囲で一緒に暮らしてみようというのが今の段階です。
生き物を家に迎えることで、私自身にとって初めて直面する感情や疑問に向かい合う機会をもらいました。今後も大きくなった時や、老いた時にどうするかなどもきっと悩むと思います。そんな現実にも子どもたちと一緒に、相談したり考えたりしながら「生きる」を一緒に味わっていければと思っています。
何よりも、動物が苦手な上の子が抱っこできるようになったり、動物大好きな下の子が妹のように可愛がっていたりと、お世話の大変さよりも新しい家族が増えたことの喜びに溢れている「今」に、ありがたいなという気持ちが尽きません。
今後もウメちゃんレポートをしていきたいと思います、ぜひお楽しみに。

