前立腺がんステージ4の平均余命
前立腺がんのステージ4とは、リンパ節転移や骨、脳などに転移がみられる状態を指しています。
がん情報サービスが公開しているデータによれば、ステージ4の方の5年実測生存率は51.1%、5年ネットサバイバルは60.1%でした。
実測生存率は、がん以外による死亡も含めた生存率です。
ネットサバイバルは、実際にがんのみが死因となったと仮定し計算した数値です。
前立腺がんは、ステージごとに方針が定められています。
リンパ節転移や遠隔転移がみられるケースでは、内分泌療法(ホルモン療法)や細胞障害性抗がん薬などの投与が選択肢となります。 転移によって痛みなどの症状がある際には、放射線治療を行うこともあります。
完治は難しいかもしれませんが、こうした治療を組み合わせることで長期生存が見込める方もいます。定期的に検査を受け、きちんと治療を受けることが大切です。
前立腺がんの主な原因
前立腺がんのリスクとして、以下のようなものが考えられています。
家族歴
近親者に前立腺がんの方がいると、本人の前立腺がんリスクも高まると考えられています。
第一度近親者に3人以上の前立腺がん患者さんがいる場合、55歳以下で発症する若年発症リスクが約9倍に高まるとも報告されています。なお、第一度近親者は、兄弟や両親、子のことを指します。
遺伝的な要因
いくつかの遺伝子変異が前立腺がんの発症に関与していることが指摘されています。
がん抑制遺伝子や、DNA修復遺伝子などがあります。
肥満
後天的な要因の一つとして、肥満が挙げられます。
BMIが25kg /m2未満(非肥満)とBMIが30kg /m2以上(肥満)の男性の前立腺がんへの罹患リスクを調べた研究があります。結果、肥満男性は低リスクの前立腺がんのリスクは低い一方、高リスクの前立腺がんリスクが約80%増加すると示されました。

