
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『高音さんと嵐ちゃん』(KADOKAWA刊)の1エピソード『この意味が理解できるかな』を紹介する。作者のなうちさんが、10月27日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、5000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、12月24日発売の「まんがタイムきららフォワード2月号」より『君が一等星に光るまで』(芳文社刊)の新連載が始まった、なうちさんにアンケートメールをお送りし、創作の裏側やこだわりについて回答いただいた。また、2025年12月24日〜2026年1月30日(金)まで「アニメ化してほしいマンガランキング2026」のランキングの本投票が開始されている。『高音さんと嵐ちゃん』もノミネートされているのでチェックしてみよう。
■バンドメンバーに勧誘されるが自信がない“ゆら”

麻耶は大学祭でバンド演奏を予定している。ボーカル兼ギターは麻耶自身で行うが、それ以外は未定でバンドメンバーを探してた。メンバーには、麻耶と肩を並べられるビジュアルを求めており、キーボードとして椿季が抜擢される。
他のメンバー候補・高音を勧誘するため、高音&嵐宅へ行った麻耶。そこでたまたま遊びに来ていたゆらに出会い、「ゆらもバンドに参加しないか」と勧誘する。ゆらは自分に自信がないことを伝えると「僕はキミがいい」と麻耶に言われ…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「ゆらさんは自覚がない」「麻耶ちゃん見る目ある」「たらしの才能あるぞ」「イケ女が公になる」など、多くのコメントが寄せられている。
[HEAD]作者・なうちさん「12月からは新連載が始まりましたので、そこでも新しい挑戦ができれば」[/HEAD]

――本作は、バンドメンバーを集めるお話でしたが発想の源はどこだったのでしょうか?
『高音さんと嵐ちゃん』が大学生編に入ってしばらく経ちますが、大学生らしい事をあまりやっていないなと感じておりました。そこで「大学祭」の話を作ろうと思い、盛り上がる題材として「バンドを作って演奏する」という発想に至りました。
――『高音さんと嵐ちゃん』の主要キャラクターのプロフィールや特徴についてお教えください。
今回のバンド編での主要人物ですと、
平野嵐(ひらや あらし)…明るくて友達の多い元気な子。高音(羽奈)と交際の末パートナーになる。
高音羽奈(たかね はな)…文武両道でなんでもこなせるクール美人。嵐の事になると溺愛しすぎていろいろ残念になる。
此木(このき)ゆら…嵐の友人かつ静玖の恋人。真面目な性格で気苦労も多い。
平野静玖(ひらや しずく)…嵐の姉。ふわふわ系シスコンお姉さん。可愛い子に可愛い服を着せるのが好き。
高音椿季(たかね つばき)…羽奈の従姉。大学生活を謳歌中。天と付き合い始める。
香住天(かすみ あめ)…椿季が大好きな猪突猛進女子。小さい体ながらに怪力。
宮條麻耶(ぐうじょう まや)…天の中学からの友人。ナルシスト気質で、椿季たちをバンドへ引き込む。
といった感じです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
たくさんありますが、この1年に絞るとゆらが20歳になって初めてお酒を飲むエピソードが特に気に入ってます。恋人の静玖と酔っ払った勢いで告白合戦するのですが、普段とのギャップを可愛く描けて楽しかったです。
――なうち先生の作品は、キャラクターの表情や髪型など細部まで描き込まれているように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
ありがとうございます。見た人が一瞬で惹きこまれる絵になるよう、魅せたいコマは時間をかけて作画しています。具体的には引きで見ても絵全体の形がわかるよう白と黒のバランスを意識したり、髪に動きを出したり、表情筋を使わせたりと、一工夫するよう心がけています。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
胸が熱くなるような青春漫画から感情がぐちゃぐちゃになるようなものまで幅広くやってみたいです。12月24日より新連載が始まりましたので、そこでも新しい挑戦ができればと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも読んでくださりありがとうございます。『高音さんと嵐ちゃん』は投稿を始めて2026年4月でで5年目を迎えますが、これも応援いただいている皆様のおかげです。これからも「たかあら」ワールドを楽しんでもらえると嬉しいです!

