3歳以下の自転車転倒・転落事故は「停車中」の方が多い

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冒頭でお伝えした事故は、60cmのキャリーバッグに座って起こりました。このように不安定なものに子供を乗せたままして転落する例としては幼児用座席付自転車(以下、自転車)の事故があります。
自転車から落ちるというと、走行中を想像するかもしれません。しかし、自転車からの転倒・転落事故の中でも0〜3歳は停車中の方が発生件数が多いのです(停車中249件、走行中234件、2010〜2016年)[*2]。
例えば、以下のような事故の例があります[*3]。
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■<1歳児>自宅前に自転車を停めて、子供のヘルメットとシートベルトを外す。前の座席に座らせたまま玄関の鍵を開けるため、自転車から離れた時に自転車が倒れる。子供はアスファルトに額をぶつけて怪我。
■<2歳児>前の座席に下の子を乗せ、シートベルトを装着。後ろの座席に上の子が乗る時に自転車が倒れる。下の子はアスファルトに頭をぶつけ(ヘルメット未装着)頭部打撲と脳震とうで入院。
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子供を自転車の乗せる時は、ヘルメットをかぶらせてすぐにシートベルトを着けましょう。そして、子供を乗せたまま自転車を離れたり、目を離したりしてはいけません。
ベビーカー転倒・転落の原因、最多は「掛けた荷物」

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本来安全であるはずのベビーカーも使い方次第では転倒・転落のリスクがあります。
これから迎えるクリスマスや年末年始は特に買い物が増える時期ですね。そうするとついついベビーカーのハンドルや自分で取り付けたフックに、荷物を引っ掛けて運ぶこともあるかもしれません。
国民生活センターが行ったアンケートでは、ベビーカーによる転倒・転落の経験がある人が約3割にのぼりました。そして、その原因の最も多かったものが「ハンドルや後付けした荷提げフックの荷物」だったのです。実際に、ハンドルに荷物を掛けることで少しの傾斜でも転倒しやすくなるというテスト結果も出ています[*4]。
ハンドルなどに荷物を掛けると転倒しやすくなるということを認識してください。そして、子供を乗せたら面倒がらずに毎回シートベルトを着けましょう。
