
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『補給』を紹介する。作者の東裏友希さんが、11月11日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.2万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『魔もりびと』(少年画報社刊)で知られる東裏友希さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■寝る前の子どもから「ぎゅーちない?」と言われ

子どもが見える位置で仕事をしているときのこと。夜、寝る直前に子どもが「ちょっとこっちきてぎゅーちない?」と自分の布団の横をポンポンと叩き催促してきた。
その言葉を聞いて、仕事を中断しすぐに駆け寄った母親は子どもをぎゅーっと抱きしめる。子どもとの抱擁に浸っていると子どもから優しくトントンと肩を叩かれて…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「母親の近くにいるのが好きだった記憶が蘇る」「涙ぐんでしまった」「心が温かくなる」「子どもで充電する」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・東裏友希さん「柔らかく軽く読めるのを心がけてます」

――『補給』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
漫画の原稿作業の合間に子どもとのやりとりを日記代わりにXに上げているので、補給もその日々の一コマを描きました。
――本作では、お互いが補給し合っている尊さを感じました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
補給が終わったら満足してもう仕事戻っていいよって一見かわいらしいんですが、中々仕事が終わらず一緒に添い寝してあげられなかったりで本当は一緒に寝たいのかな、とか我慢させてるのかな、と思うと申し訳ない気持ちにいつもなります。言葉を額面通り受け取るんじゃなくて、かわいい一言の裏にも子どもなりに言葉にしない感情ってあるんじゃないかなっていうのはいつも気をつけてますし、読む時にもかわいい以外の感情が湧いて欲しいなというのはこだわっています。ちなみにたまに添い寝すると私が即寝てしまうので、子どもからしたらそれはそれで取り残されるのが怖いので寝ないで!と必死に起こされます。結果的に現在の子どもが寝ている横で寝付くまで仕事をする、というスタイルが定着しました。
――体験談やエッセイも多く投稿されていますが、エピソードはすぐにメモを取ったり描いたりしていますか?
面白い一言なんかはXの下書きに保存してます。なんとなく形にできそうだなーと思ったタイミングで絵にする事が多いです
――東裏さんの作品は、エッセイと漫画で印象がガラッと異なるように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
エッセイは本当に息抜きなので、柔らかく軽く読めるのを心がけてます。でも基本子どもを描くのは好きなので仕事でかく漫画も子どもの表情や動作は特にこだわって描いています。
――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。
日記漫画を上げるようになってからは、たくさん反応をもらえることが増えましたが、一番はコンスタントに挙げ続ける事が見てもらえる要因の一つだなあと実感しています。なのでXに毎日漫画を挙げている方は改めてすごいなと思います。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
ホラーは一度書いてみたいとずっと思ってます!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
現在日記漫画のほかに漫画を2本連載中です!こちらも読んでもらえると嬉しいです!

