「友だちにベロを舐められた」4歳女児が不登園に…園の対応めぐり両親が法的措置を検討

「友だちにベロを舐められた」4歳女児が不登園に…園の対応めぐり両親が法的措置を検討

●担任の聞き取りに男児は否定

翌12日、両親は連絡帳で、担任に『ユウマくんが娘の舌を舐めたと言っています。事実確認をお願いします』と書いたが、返事はなかったという。

13日にあらためて確認すると、担任は「おそらく被害が起きたのは、帰りのバスの待機場所です」と言っていたが、「ユウマくんは『やっていない』と否定している」と説明した。ミナミちゃん自身も、聞き取りには曖昧な返答をしたという。

担任はユウマくんの保護者には連絡せず、「言いたいなら自分で伝えてください」と母親に話した。母親はいったん引き下がったが、すぐに「そんなんじゃ困る。怖くて預けられない」と抗議した。

そこで別の教諭を交えて「ユウマくんの母親に『家庭での性教育をしてください』と連絡する」旨を約束し、その日の話し合いは終わった。

その後、担任は「伝えました。日頃から他人との距離が近く、心配していたとおっしゃっていました。家庭で教育してくださいとお願いしました」と話した。

のちに行政の担当者から「ユウマくんの親御さんに園はきちんと説明をしていない」と言われた。ミナミちゃんの両親は愕然とした。

●「私が悪いの」自責の言葉

ミナミちゃんは6月16日から連続して欠席した。

舌を舐められたのは「嫌だった」と話す一方で、「私がベロを出していたからユウマくんが舐めてしまったの、だから私が悪いの」と自分を責めるような言葉も口にしたという。

「『嫌と言ったら、(ユウマくんが)怒られるから、先生には言えないの」とも言っていました。欠席したのは、園に『深刻なことが起きた』とわかってほしかったからです」(母親)

その後、「嫌なことをされたら嫌と言っていい」と言えるように練習を始めたが、すぐに行動に移すのは難しかったという。

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