●医師からPTSDの疑い診断も
話し合いによる解決が難しいと感じた母親は、市に相談した。保健師の訪問を受けて「病院に連れて行ったほうがいいでしょうか?」と相談し、診察を受けることにした。
ミナミちゃんは、医師から「心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑い」と診断された。専門家によると、被害を受けた側は、罪悪感や羞恥心を抱き、PTSDに至るリスクがあるとされる。
「『嫌だと言ったら、ユウマくんが先生に怒られちゃうから言えないの』など、娘の言葉を聞いて、何かおかしいと感じていました。医師から『打ち明けられた娘さんは立派です』とも言ってもらえました。『おかしくなかったんだ』と思えたことが、救いでした」(母親)
●転園、そして法的措置の検討へ
最終的に、園側に十分な対応を取ってもらえず、また、性的観念が歪むことを両親が懸念して、ミナミちゃんは転園することになった。
現在、両親は、ユウマくんの保護者に対して、法的措置を検討している。
一方、園では、ミナミちゃんが転園したことを他の保護者に説明していないことから、「もしかしたら話が正しく伝わっていないのかもしれない」と両親は感じている。
7月以降、園と直接的なやり取りができなくなったため、京都府にも相談した。府は園に対して独自調査を指示したが、園からは「問題ない」との回答があり、現在もこう着状態が続いている。

