犬は赤ちゃんをどう見ている?

犬は、人間の赤ちゃんを「自分の群れの一員」と捉えることがあります。ただ、見た目や動き、匂い、鳴き声が大人とまったく違うため、最初は「なんだろう?」と未知の存在として観察するケースも少なくありません。
優れた嗅覚で赤ちゃん特有の甘い匂いを感じ取り、その小さく弱々しい存在から“守るべき相手”と本能的に察することもあります。一方で、慣れていない犬にとっては、予測のつかない泣き声や動きが戸惑いや緊張を生む原因になることも。
つまり、犬が赤ちゃんをどう受け止めるかは、性格や社会性、過去の経験によって大きく異なります。穏やかなタイプの犬は自然に受け入れ、慎重な性格の犬は、少し時間をかけながら安心を覚えていく傾向があります。
犬に「赤ちゃんが可愛い」という感情はある?

人のように「可愛い」という言葉の概念を犬が理解しているわけではありませんが、犬にも“守りたい”という本能的な感情があります。
赤ちゃんの高い声・小さな体・甘い匂いなどは、犬の保護欲を刺激する要素。母犬が子犬を世話するときと同じような行動――そっと近づいて匂いを嗅ぐ、静かに見守る、ぺろっと舐めて確かめる――といった反応を見せることもあります。
また、赤ちゃんが笑ったり、やさしい声を出したときに犬の尻尾がゆっくりと揺れる場合、それは“安心”や“好意”のサインです。犬なりに赤ちゃんを「無害で心地よい存在」と感じている証拠といえるでしょう。
一方で、泣き声や動きに驚いて距離を取る犬もいます。その場合は「嫌っている」わけではなく、ただ慣れていないだけ。焦らず、少しずつ信頼を築いていくことが大切です。

