「お父さんがいない…」祖母の入院を機に祖父2人が認知症に。家族総出で奔走した4人介護の現実【体験談】

「お父さんがいない…」祖母の入院を機に祖父2人が認知症に。家族総出で奔走した4人介護の現実【体験談】

4人同時の介護が…   

それから1カ月ほどたち、両祖母は無事に退院しました。しかし、これで元通りになるわけではありません。両祖母に加え、認知症の症状が見られる両祖父の介護もしなければならなかったのです。

ある日の朝4時ごろ、父方の祖母から「お父さんがいない」と電話が入りました。すぐに家族総出で祖父を探し、7時ごろにやっと見つかりました。その日を境に、祖父の徘徊(はいかい)が増えていったのです。私も家族も体力的にも精神的にも限界が来ていましたが、さらに追い打ちをかけるように、母方の祖父も同じようにどこかへふらっと出かけてしまうようになったのです。

まとめ

両祖父母の同時介護から数年がたち、今は「あのときは大変だったね」という思い出となっています。でも、やはり当時は笑えないほど過酷でした。毎日祖父母のもとを往復していた私に、両親は「無理しなくていいよ」と言っていましたが、その両親が日に日にやつれていく姿を見ていられなかったのです。介護のために仕事を早退することもあり、周りから嫌みを言われることもありましたが、私は「あのときのベストを尽くした」と思っているので、後悔はしていません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:米川めい/40代女性・主婦
イラスト/マメ美

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/シニアカレンダー編集部
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