「女の子なのになんで…」出産後の入院中、赤ちゃんのおむつ替え…慌てて助産師さんを呼んだ理由とは?

「女の子なのになんで…」出産後の入院中、赤ちゃんのおむつ替え…慌てて助産師さんを呼んだ理由とは?

長女を出産して入院中だったときのことです。女の子には絶対にありえないだろうと思っていた現象が起こったのです! 予測していなかった事態に驚き、恥ずかしながら助産師さんを呼ぶことに……。

女の子の赤ちゃんでも!?

おむつの黄色い線が青い線になると、おしっこが出たサイン。私はおむつ替えをおこなおうと思い、おむつを開けると、ピュンッとおしっこが飛んできたのです!


出産してからそれまで、コット内でおしっこが飛んで赤ちゃん用の布団や服が濡れてしまい交換することはあったのですが、このときは少し距離がある隣の私のベッドのほうまでおしっこが飛んできました。


男の子の赤ちゃんがおしっこを飛ばす話はよく聞きますが、わが子は女の子にもかかわらず飛ばすタイプだったのです!

助産師さんもびっくり!

入院中、基本ベッドのシーツの交換はありません。そのため申し訳ないなと思いながらもどうしていいかわからず、助産師さんに助けを求めました。


助産師さんからナースコールのスピーカー越しに「どうしましたか?」と聞かれたので、「赤ちゃんがおしっこを飛ばしてしまって」と伝えると、助産師さんは「コットの下に替えが置いてありますよね? 替えてください」と忙しそうな感じで伝えられました。


私は必死に「違うんです! 私のベッドにまで飛んでしまって……」と伝えると、「えっ!?」と一瞬止まる助産師さん。「人を呼ぶのでちょっと待ってくださいね」と対応してくれましたが、まさか、という様子の返答でした。女の子にはきっと珍しいことだったのだと思います。


そのあと清掃の方がすぐに来てくれて、私のベッドもきれいにしてくれました。後から来た助産師さんに「ママのベッドまで飛ばすなんて、おしっこ元気があるんだね~」と笑い話にしてくれたので気持ちが軽くなりました。


家に帰ってからもおしっこが飛ぶ日々は続きました。そこで私は、おむつ替えのときには一回おむつを開いて、再びおむつを閉じる動作を入れることで、おしっこ飛び防止を心がけました。余談ですが4人出産して、おしっこを遠くまで飛ばす赤ちゃんは長女だけ。産院では助産師さんに伝えることも恥ずかしかったですが、今ではいい思い出です。



著者:松谷 えりな/令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。

イラスト:ミロチ


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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