そんな“行き当たりばったり家計”に悩む方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、FP2級保持・元銀行員で“頑張らない家計管理”を実践中のライターしばが、「行き当たりばったり家計から抜けだす方法」をご紹介します。
STEP1|まずは出費を「予測できる/できない」で分ける
行き当たりばったり家計から抜け出す最初のステップは、出費を「予測できるもの」と「予測できないもの」に分けることです。なぜなら、家計に悩む人の多くが、そもそも「毎月、何にいくら必要なのかがよくわからない」という状態だから。
でも実は、家賃・光熱費・通勤費・保険料、さらには子どもの学用品や季節のイベント費まで、ほとんどの支出は「予測できるもの」。
それらを書き出してみると、「最低いくらあれば生活できるか」という金額がはっきりします。
土台となる支出とその金額が分かれば、「どこなら削れるか」「どこは優先して残したいか」が判断しやすくなるもの。
まずは家計簿やカード明細を見返しながら、支出をざっと書き出してみてください。
そのうえで 「予測できる/できない」 に分けてみると、お金の流れが驚くほどクリアになりますよ。
STEP2|行き当たりばったりは「3つのルール」で防ぐ
お金に振り回されてしまう原因は、「収入が少ないから」だけではありません。本当の理由は、“いつ・いくら必要なのか”が曖昧なままお金を使っていることにあります。支払いのタイミングが読めないと、毎月の家計は常にサプライズ続き。結果として、不安がどんどん膨らんでしまうのです。
でも裏を返せば、予測できる支出をきちんと扱うだけで、家計の不安の大部分は消えていきます。
次からは、今日から始められる「行き当たりばったりを防ぐ3つのルール」を紹介します。
家計がグッとラクになるコツばかりなので、ぜひ続けて読んでみてくださいね。

