避難所ではなく、水も電気もない自宅避難。3月11日震災翌日の決断/今日、地震がおきたら(7)

避難所ではなく、水も電気もない自宅避難。3月11日震災翌日の決断/今日、地震がおきたら(7)

こんなときってさ 避難所行くんじゃないの?
こんなときってさ 避難所行くんじゃないの? / (C)アベナオミ/KADOKAWA



2011年3月11日に発生した「東日本大震災」からもうすぐ15年。
イラストレーターで防災士のアベナオミさんも、当時1歳7ヶ月の長男と夫と暮らすなかで被災しました。長男のアレルギーなどから避難所生活を断念し、自宅避難(中間被災者)として混乱の日々を過ごすことに。

それから時は流れ、長男は高校生に。しかし本人に当時の記憶はほとんど残っていません。震災後に生まれた次男・次女にとっては、テレビで見る「過去の災害」にすぎない…。
「わが子にも、震災の日々がこんなに伝わっていないんだ……」

日本各地で災害が起こるたびに、アベさんの中で「一人でも多くの人に、防災の備えの大切さを伝えたい」「自宅避難者のリアルを知ってほしい」という思いは、より強くなっていきました。

震災当日から約3週間。自宅避難という選択のなかで過ごした日々を克明に描いた、実録コミックエッセイ『今日、地震がおきたら』をお送りします。

※本記事はアベナオミ著の書籍『今日、地震がおきたら』から一部抜粋・編集しました。



※本記事の内容は、著者が東日本大震災を経験した当時(2011年3月11日〜4月)に記した詳細なメモを元にまとめています。津波など自然災害を想起させるシーンがありますので、閲覧の際は予めご留意下さい。

電気はまだ来てないか…
電気はまだ来てないか… / (C)アベナオミ/KADOKAWA

そうだ水道!!
そうだ水道!! / (C)アベナオミ/KADOKAWA

水も止まってるっぽいんだよね
水も止まってるっぽいんだよね / (C)アベナオミ/KADOKAWA

アパートのトイレは窓がなかった
アパートのトイレは窓がなかった / (C)アベナオミ/KADOKAWA

ペットボトル3本分の水しかなかった
ペットボトル3本分の水しかなかった / (C)アベナオミ/KADOKAWA





こんなときってさ避難所行くんじゃないの?
こんなときってさ避難所行くんじゃないの? / (C)アベナオミ/KADOKAWA

まずは家にあるもの食べよう
まずは家にあるもの食べよう / (C)アベナオミ/KADOKAWA

避難所を見に行った
避難所を見に行った / (C)アベナオミ/KADOKAWA

鍋でごはんを炊いた
鍋でごはんを炊いた / (C)アベナオミ/KADOKAWA

避難所すごい人だったよ
避難所すごい人だったよ / (C)アベナオミ/KADOKAWA



著=アベナオミ/『今日、地震がおきたら』








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