納豆はタレを入れる前に50回混ぜる?粘りと栄養を引き出す手順と温度管理のコツ

納豆はタレを入れる前に50回混ぜる?粘りと栄養を引き出す手順と温度管理のコツ

納豆をより美味しく、効果的に食べるためには、混ぜ方にちょっとした工夫を加えることが大切です。タレを入れるタイミングや温度管理など、細かな点に気を配ることで、納豆の持つ特性を引き出すことができます。日々の食事で実践できる、納豆の効果を高める具体的な混ぜ方のコツをご紹介します。

中西 真悠

監修管理栄養士:
中西 真悠(管理栄養士)

■経歴
2020年3月女子栄養大学栄養学部実践栄養学科卒業
2020年4月株式会社野口医学研究所入社
同年よりフリーの管理栄養士として活動開始、現在に至る

・法人向け健康経営支援サービスの立ち上げと推進(新規および既存顧客への営業活動を主導)
・食と健康に関する指導プログラムの実施(延べ2000人以上を対象にセミナーや測定会を通じて個別指導を実施)
・SNSでの情報発信によるブランディング
∟ Instagramにて食と健康に関する情報を発信し、フォロワー5万人超を達成
∟ 企業のSNS商品撮影代行やレシピ開発を400件以上実施
・サプリメントや雑貨のお客様相談室にてコールセンター業務を担当
・保険調査業務の実務を担当

納豆の効果を高める混ぜ方のポイント

納豆をより美味しく、効果的に食べるための混ぜ方のコツがあります。ちょっとした工夫で、納豆の味わいや栄養の吸収を向上させることが可能です。

タレを入れるタイミングの重要性

納豆を混ぜる際、タレや醤油を入れる順番によって、粘りの出方や風味が変わってきます。粘りを引き出したい場合は、何も加えずに先に混ぜることが推奨されます。タレや醤油に含まれる塩分や水分が、粘り成分の働きを抑えてしまうためです。

理想的な手順としては、まず納豆だけを50回から100回程度混ぜて粘りを十分に引き出します。その後、好みのタレや薬味を加えて、さらに10回から20回程度軽く混ぜ合わせるとよいでしょう。この方法により、粘りと風味の両方を楽しめます。

タレを先に入れて混ぜる方法も間違いではありません。粘りが控えめになり、サラッとした食感になるため、粘りが苦手な方にはこちらの方が食べやすいかもしれません。自分の好みに応じて、タイミングを調整してみてください。

温度管理と混ぜ方の関係

納豆の温度は、混ぜやすさや風味に影響を与えます。冷蔵庫から出したばかりの冷たい納豆よりも、常温に近い状態の方が混ぜやすく、粘りも出やすいという特徴があります。食べる10分から15分前に冷蔵庫から出しておくとよいでしょう。

ただし、ナットウキナーゼは熱に弱いため、温めすぎには注意が必要です。電子レンジで加熱すると、酵素の活性が失われてしまう可能性があります。健康効果を期待する場合は、常温程度の温度で食べることが推奨されます。

混ぜる容器も工夫次第で食べやすさが変わります。深めの器を使うと、混ぜる際に納豆が飛び散りにくくなります。また、木製のスプーンや箸を使うと、粘りが付きにくく扱いやすいという利点があります。

まとめ

納豆は、古くから日本人に親しまれてきた優れた発酵食品です。たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、多様な栄養素をバランスよく含み、血液の健康や腸内環境の改善など、さまざまな健康効果が期待できます。

混ぜ方や食べ方を工夫することで、より美味しく効果的に納豆を楽しむことができるでしょう。ただし、薬を服用している方や特定の疾患をお持ちの方は、医師や管理栄養士に相談してから摂取することが大切です。毎日の食生活に納豆を上手に取り入れ、健康的な生活を目指しましょう。

参考文献

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

農林水産省「大豆及び大豆製品」

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品の安全性・有効性情報」

全国納豆協同組合連合会「納豆の栄養と健康」

配信元: Medical DOC

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