【闘病】「全介助が必要な子をもつ母」に『脳動脈瘤』発覚… “脳梗塞”も発症

【闘病】「全介助が必要な子をもつ母」に『脳動脈瘤』発覚… “脳梗塞”も発症

過度に心配しすぎず、冷静に状況を判断し、自分にとって最適な選択をしてほしい

過度に心配しすぎず、冷静に状況を判断し、自分にとって最適な選択をしてほしい

編集部

現在の体調や生活などの様子について教えてください。

永島さん

2024年8月の手術後に小脳梗塞を発症し、毎朝タケキャブ(胃薬)、バイアスピリン(抗血小板薬)、エフィエント(抗血小板薬)を服用していましたが、2025年4月に2種類の抗血小板薬のうち、エフィエントを中止しました。子育てに追われ、夜更かしが習慣になっていましたが、病気を経験し、生活リズムを改善しました。また、ストレスをためないよう心がけ、健康を最優先にしています。血圧は大幅に下がり降圧剤なしでも問題ない状態になりました。血液をサラサラにする薬(抗血小板薬)は一生続けるものだと思っていましたが、必ずしもそうではないと知り、それは意外な発見でした。

編集部

医療従事者に望むことはありますか?

永島さん

まずは医療従事者の方々への深い感謝を伝えたいです。特に、手術を担当してくださった先生には心から感謝しています。手術前の診察では、「息子さんは大丈夫ですか?」と声をかけてくださり、患者の人生や家族まで考えてくれる姿勢に信頼を感じました。医療従事者は病気を治すだけでなく、患者の生活や心の負担まで考えながら接してくださる存在です。その姿勢に励まされ、救われたことは、これからの人生において忘れることはありません。

編集部

この体験を通して、最も伝えたいことがありましたらお願いします。

永島さん

過度に病気を心配しすぎる必要はありませんが、生活に支障をきたすほどの異変があった場合は、症状が落ち着いたとしても受診してほしいです。特に、子育て真っ最中で時間もお金もない世代こそ、「自分と子どもを守るため」と考え、受診を控えないでほしいと思います。こうした世代が命を落としてしまうような社会になってほしくないと強く願っています。

編集部

最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

永島さん

同じ「脳動脈瘤」でも症状や治療法、経過は人それぞれです。大切なのは医師・医療と向き合い、自分のケースを理解すること。病気になると、周囲から様々な助言を受けますが、冷静に状況を判断し、自分にとって最適な選択をすることが大切です。私の場合は瘤の成長速度や位置、年齢、障害のある息子の存在を考え、手術を決断しました。脳動脈瘤が発見されて不安に押しつぶされそうでしたが、そんなとき、息子が幼い頃に医師からかけられた「起こるかどうか分からないことを恐れすぎず、実際に起きたら適切な対応をすれば大丈夫」という言葉が支えになりました。過度に恐れず、必要なときには医療を頼りながら、適切な対応を心がけてほしいと思います。

編集部まとめ

「どんな病気も過度に恐れず、冷静に状況を判断する」ことはどんな病気にも共通する大切なことだと思います。永島さんの体験から、子育て世代や働き盛りの人々が健康を軽視せず、医療と向き合うことの重要性を教えてもらうことができたと感じます。少しでも多くの人の参考になれば幸いです。

なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。

村上 友太

記事監修医師:
村上 友太(東京予防クリニック)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。