伯母が老人ホームに入居したとき、正直「寂しい生活になるのでは」と心配していました。しかし、伯母から聞こえてきたのは意外にも明るい日常。その楽しそうな様子に“老人ホーム=寂しい場所”というイメージがすっかり変わりました。筆者の伯母のエピソードです。
骨折がきっかけの新生活
私の伯母は独身で、一人暮らしをしていました。
70代になったある日、不運にも足を骨折してしまったのです。
伯母はエレベーターのないマンションの2階に住んでおり、松葉杖での階段の上り下りは大変でした。
買い物や掃除といった日常の家事も難しくなり、やむなく老人ホームへの入居を決断。
私もその知らせを聞き、伯母の暮らしがこれからどうなるのか不安でいっぱいでした。
老人ホームでの驚きの喜び
ところが、伯母の新しい生活は意外な展開を見せました。
「ご飯を作らなくていいのよ。掃除もしてもらえるし、本当に楽!」
伯母の第一声がこれでした。自分でこなしていた家事がなくなり、体の負担が軽くなったことに心から喜んでいる様子。

