犬の散歩で引っ張りが起きるのはしつけ不足?本当の理由とやさしい対処法

犬の散歩で引っ張りが起きるのはしつけ不足?本当の理由とやさしい対処法

犬が引っ張るのは「しつけができていない」からではない

愛犬と散歩する女性

散歩中にリードをぐいぐい引っ張ってしまう犬を見ると、「しつけができていないんだ」と誤解されることがあります。

しかし、「引っ張り=しつけ不足」というのは、実は誤解なのだというのを知ってほしいのです。

犬が引っ張るのには必ず理由があり、次のような理由が多いケースとしてあげられます。

早く匂いを嗅ぎたい 興味のあるものに近づきたい 首にかかる刺激から逃げたい

といった自然な探索欲や期待感、そして盲点として「首にかかる刺激」が引き金となり、行動を引き起こしている場合があるのです。

つまり、引っ張り行動は「悪い行動」ではなく、犬の気持ちがそのまま現れているだけ。

決して犬は、飼い主を困らせようとしているわけでもなければ、しつけの問題ではないのです。

犬の引っ張りが強化されてしまう理由

海辺を走る女性と犬

犬の行動は「結果によって強化される」という行動の原理があります。

引っ張る → 前に進める → 匂いに近づける → 楽しい

この流れが何度も積み重なると、「引っ張れば前に行ける!」と犬が学習してしまいます。

これを 「強化の連鎖」 と呼び、意図せず引っ張り行動を強めているケースが非常に多いのです。

また、次のようなケースもよくあります。

飼い主が早歩き 止まると怒られる、急かされる 匂い嗅ぎを制限される

このような状況が続くと、犬は“落ち着いて歩く余裕”を失い、結果として引っ張りが増えることも少なくありません。

つまり、引っ張りには 犬の感情・環境の影響が深く関わっているということを、念頭に置いておきましょう。

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