米国に初めてやってきた「飼い猫」は、16世紀の探検船に乗っていた親子だった?

米国に初めてやってきた「飼い猫」は、16世紀の探検船に乗っていた親子だった?

米国最初の「飼い猫」だった可能性

船乗りの扮装をした猫

画像はイメージです

「船上の猫の主な役割はネズミ退治でしたが、これらの猫は船員たちに好かれ、大切にされていた可能性があります。実際、中世ヨーロッパの一部の地域では、猫がネズミ駆除のためによく乗船していました。この猫たちの食べていたものから判断して、猫が船員の食料として船に持ち込まれたり毛皮のために飼育されていたといった可能性は排除できます」と研究者は述べています。

学者たちは、猫が初めて家畜化されたのは約1万2000年前の中東地域でのことだと考えています。紀元前400年頃までには、猫は地中海地域全体へと広がっていました。アメリカ大陸に最初に渡った猫はコロンブスの船に乗っていたものと考えられていますが、航海の記録にはその猫の名前は記載されていません。

コロンブスが1492年に上陸した現在のハイチで、考古学者たちは猫の遺骨を発見しています。しかしコロンブスが北米大陸に足を踏み入れることはなかったため、米国最初の猫は、このあとの他の探検隊によって持ち込まれたと考えられます。

遺伝子検査の結果、Emanuel Point II号の猫はヨーロッパ起源であることが確認されました。これが米国に最初にやってきた「飼い猫」だったのかもしれません。

出典:Spanish Shipwreck Reveals Evidence of Earliest Known Pet Cats to Arrive in the United States

提供元