生理中のやさしい対応
そして私は生理が始まると、数日間は生理痛に悩まされます。ある朝、リビングでソファーに横になって痛みに耐えていた私。先に起きていた彼が「朝ごはんは食べられそう?」と聞いてくれましたが、私はおなかが痛くて食欲がなかったので「いらないよ、ありがとう」と返しました。
すると、彼はやさしくタオルケットをかけてくれ、温かいお茶とお菓子をテーブルに用意してくれたのです。さらに別の日には、食欲はあるけれど体はだるくてベッドから出られない私に、彼が温かいうどんを作って寝室まで持ってきてくれました。
このように、「しんどいときには無理しなくていいんだよ」と甘やかしてくれる彼に、毎月癒されています。生理が終わったら恩返しの気持ちで、彼においしいごはんをたくさん作るようにしています。
男性にとって「女性の生理の悩み」は、なかなか理解しづらいものかもしれません。しかし、体調について話を聞いてくれたり、調べて勉強してくれたりする姿勢は大変ありがたいものです。
実際に彼が私のつらさを理解しよう、労わろうとしてくれる気持ちには、日々とても救われています。私自身も、もし今後に生理痛がひどくなるようなら婦人科を受診し、自分の体を大切にしたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:木村 馨/女性
イラスト:ののぱ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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