足がつったら揉まずに「伸ばす」が正解!こむら返りの正しい対処法と受診の目安

足がつったら揉まずに「伸ばす」が正解!こむら返りの正しい対処法と受診の目安

Q.こむら返りを起こしやすい人や、注意が必要な人の特徴を教えてください。また、予防法や改善に有効なセルフケアはありますか

こむら返りを起こしやすい・注意が必要な人の特徴は以下の通りです。

・高齢者:筋肉量の減少・血流低下で夜間に頻発
・妊娠中の女性:血流変化やミネラル不足で下肢に起こりやすい
・運動不足または過度の運動:筋肉疲労や柔軟性低下が原因
・脱水になりやすい人:汗をかきやすい、利尿剤を使用している
・冷え性の人:冬や冷房環境で血流が悪化しやすい
・慢性疾患持ちの人:糖尿病・腎疾患・肝疾患・甲状腺疾患などで電解質バランスが乱れやすい
・薬を服用している人:利尿薬、降圧薬、スタチンなどが副作用で筋痙攣を誘発することがある

また、こむら返りの予防・改善には、水分補給・ミネラル摂取・ストレッチ・冷え対策が有効です。具体的には次のようなケアが挙げられます。

・ 水分補給:日中こまめに水を飲む。就寝前にも少量を摂取する
・ミネラル摂取:カリウム(バナナ)、カルシウム(乳製品)、マグネシウム(豆類・海藻)を意識して摂取する
・ストレッチ:寝る前や運動前にふくらはぎ・足首を伸ばす
・冷え対策:靴下・レッグウォーマー・湯たんぽで足元を温める
・生活習慣改善:過度な飲酒・カフェイン摂取を控える。十分な睡眠時間の確保と規則正しい生活リズム

また、こむら返りが起こったときは、応急処置としてつま先を手前にゆっくりと引いて筋肉を伸ばしましょう。

教えてくれたのは・・・用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック 菊池真大院長
慶應義塾大学医学部卒業。東海大学医学部客員准教授。米国ペンシルバニア大学消化器内科元博士研究員。日本アルコールアディクション医学会理事。 日本総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本内視鏡学会専門医、日本人間ドック健診専門医、日本病態栄養学会専門医、日本抗加齢医学会専門医。2024年、メタボとロコモを同時予防管理する「用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック」を東京都世田谷区に開業。

取材/文:山名美穂
編集:サンキュ!編集部

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