
歌手・タレントのあのがメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(zero)」(ニッポン放送)が12月23日に放送され、「完全感覚クリスマス2025」と題して、ゲスト出演した紅しょうが・熊元プロレスとウエストランド・井口浩之と共にクリスマスイブならではの放送内容で盛り上がった。
■「この3人で2週間で3回ぐらい会ってるんだよ」
この日、クリスマス柄のニット姿で登場したあのは、ゲスト出演したサンタ柄のニットにトナカイのカチューシャを付けた熊元プロレスとサンタ帽を被ったニワトリっぽい色合いの井口と共に3人の親交の深さについてのトークを展開。
登場してすぐに、同ラジオに何度も出演経験がある熊元プロレスが、井口に「井口さん、(このラジオに出演するの)初めてなんですね」と驚きの声を上げる。これに対し井口が「そうそう。何で1回も呼んでくれなかったの?」と訴えかけると、あのは「呼ぼう呼ぼうと本当に1年目の時からゲスト候補に名前があがってたんだけど、何かうるさいからいっかみたいな(笑)」と、これまでオファーを見送ってきた理由を明かした。
この発言を受け、井口は「いやいや、僕とあのちゃんは一番古い仲だからね。知らない人もいるのかな?昔、ライブから苦楽を共にしてきたことを」と反論。しかし、あのは即座に「違う、そんなことない!それ言うよね、君。いろんなところで僕がアイドル時代の時から(の仲)って言うけど、本当にすれ違っただけなの」と否定する。
井口がさらに「いやいや、(あのちゃんが)グループで活動してる時に同じライブとか出てるから、相当古い(仲)」と食い下がるも、あのは「何十組もいるやつ(ライブ)だよ」と一蹴。井口が「いない!いない!いないよ!」と訴えかけるも、あのは「(現場が)一緒にはなったこともあるし、グループでは写真もね、多分あるの…」と一定の共演歴は認めつつも、「でも、喋ってもないし、別にゆかりはないです!あるようでないようなもんです」と断言。その言葉をスルーした井口は「そっからの仲なのに一回もラジオには呼んでくれてないから」と不満を漏らし、両者の主張は平行線をたどった。
二人のやり取りを聞いていた熊元プロレスは、「私は結構(このラジオに)何回も出させてもらってますけど…イベントでも(あのちゃんには)会いましたけど。…あのちゃん、ちょっと友達少なすぎるわ(笑)」と指摘。あのが「(笑)何で?」と首を捻ると、井口も「そうだね、ちょっとこの3人で会うペースが早すぎるっていうのはあるね。この3人で2週間で3回ぐらい会ってるんだよ」と熊元プロレスに同意した。
熊元プロレスから「友達のバリエーションをもっと増やさないと」とアドバイスされたあのは、「いないんだよ、君たちしか、もう(笑)!本当にこの間会ったばっかりだから、しょっちゅう会う」と笑いながら交友関係の狭さを認める。その後、みんなでクリスマスケーキを食べたり、井口への恋愛に関する質問で盛り上がったり、クリスマスプレゼント交換を楽しんだりするなど、そんな3人の仲の良さが伝わってくる放送だった。
■「井口さん、あのちゃんがサインを書いてくれたんですけど…」
今回のイチナナ限定アフタートークでも、本編に引き続き、熊元プロレスと井口が登場し、2025年に発売された井口とあのの本についての話題に花を咲かせる。あのがクリスマスプレゼントとして用意したのは、ちょうどこの日発売されたあの自身で書き下ろしたエッセイ「哲学なんていらない哲学」。
これが当たった熊元プロレスにあのはサインするとスマートに申し出て書いたが、ふと手元に返ってきた本を見て、熊元プロレスが「井口さん、あのちゃんがサインを書いてくれたんですけど…」と呟く。井口が「ん?良かったじゃん」と相槌を打つと、熊元プロレスは「熊プロの“熊”が変態の“態”に…最悪のサイン入りました」とポツリ。まさかの漢字ミスに井口は「本当だ…!“態プロ”じゃん」と笑いながらツッコミを入れ、あのが爆笑していた。
なお、同ラジオはライブ配信アプリ・17LIVE(イチナナ)でも同時生配信され、生配信では番組収録の映像やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも配信されている。

