「六白金星」家庭と健康
2026年は家庭内でも孤立しそうだ。こちらが一言謝れば済むことだけど、それができるならそもそも孤立などしない。対立が起こってからは収めるのが難しい。ならば、対立を起こさないこと。喧嘩はたいてい些細な行き違いから始まるのだから、その行き違いを未然に防ぎたい。コミュニケーションは誤解と忖度で成り立っている。双方が都合よく相手の言葉を解釈してしまうのが人間の良さでもあり悪さでもあろう。悪気があってコミュニケーションエラーを起こしているのではないのだから、エラーが起きない仕組みを考えるのが建設的だろう。家族間の会話や依頼も都度メモに残す習慣をつけたり、夫婦間で話を進めずに息子や義母などにも聞いてもらっておくと良いだろう。
後で「言った」「言わない」になるのがいちばん困る。そのためには、大切な話は食事中に行うのが良い。家族と食事を楽しみつつ、明るく問題提起をするのが解決への近道になりそうだ。
健康面も心配な一年。年を通して、怪我や事故には気をつけたい。「まさか」と思うようなところに危険が潜んでいるから、油断は禁物だ。車は定期点検を怠らないように。
4月、5月は新年度の疲れが出て風邪を引きがち。季節の変わり目で更年期障害の症状などもつらくなる。スケジュールに余裕をもたせておこう。7月も同様に注意だ。最も身体がつらさを覚えるのが9月。心疾患などの既往歴がある人やリスクが高い人は十分に注意しておこう。
著=村山幸徳/『展望と開運2026』

