
2025年は、大阪・関西万博の開催など明るい話題があった一方で、物価高や国際情勢の緊張、自然災害に翻弄された一年でもありました。
混沌とした社会の中で、私たちは変化とどう向き合い、どんな心持ちで新年を迎えれば良いのでしょうか。来る2026年の展望と運を切り拓く手がかりを、社会運勢学の第一人者・村山幸徳氏の『展望と開運2026』から読み解きます。バイオリズムと家庭運を、新しい年をしなやかに歩むための指針として活用してください。
※本記事は村山幸徳著の書籍『展望と開運2026』から一部抜粋・編集しました
生まれ年から本命星を探す

個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
「四緑木星」2026年のバイオリズム

2026年は一年を通じて周辺環境の動きが悪い。「笛吹けど踊らず」であって、四緑木星自身のバイオリズムに左右されることなく、事態は淡々と動いていく。だとしたら、じっくりと自己開発に取り組もう。立春を過ぎれば、急激に運勢にブレーキがかかることになる。ここで無理に前進を考えれば、いっそう運気は落ち込むばかり。慌てずに、まずは立ち止まること。
春先は調子が良いからこそ、周囲との間に溝ができかねない。運勢がつよいときこそ、ゆっくりと歩むことだ。秋から冬に向けて運勢は下降線を辿るが、年末には回復の予測。
2027年は一段と高みに登るのだから、ここで焦って足を掬(すく)われないように。

