【放置子】“プライバシー”か“命”か。「お腹すいた」他人の家のチャイムを鳴らす子の家を訪ねると

【放置子】“プライバシー”か“命”か。「お腹すいた」他人の家のチャイムを鳴らす子の家を訪ねると

筆者の友人・F恵が住んでいるのは郊外にある100世帯ほどのマンションです。ここは比較的子どものいる家庭が多いマンションでした。そんなF恵のマンションには虐待が疑われている子がいて……F恵のエピソードをご紹介します。

違和感

私の住んでいるマンションは子育て世帯が多く、小学生が多く住んでいます。

ある日のこと。
中学生の次女が「お母さん、エントランスにいる男の子、見たことある?」と聞いてきました。
この男の子は私も見たことがあり、いつも同じような服装で、心なしか元気がない様子でエントランスでうろうろしていることがありました。

私が「あ、知ってる」というと、次女が「さっきKちゃん(次女の友人)のお母さんに聞いたんだけど、Kちゃんの一番下の妹と同じ学校の子らしくて。なんか家でずっと一人にされてるみたいで、放置されてるんじゃないかって皆で心配してるんだって」と言ったのです。

Kちゃんのお母さんによると、休みの日の朝にいきなりチャイムを鳴らして「遊ぼう」と言ってきたり、夕飯時にやってきて「お腹空いた」などと言ったりすることがあるとか。
家からは毎晩のように怒鳴り声が聞こえてきているとも話していました。

実態の確認へ

Kちゃんのお母さん曰く「あまりに心配だから、一度お家を訪ねて、ご家族と話してみる。学校の行事や自治会のイベントでもお見かけしたことがないから、どんな状況か分からなくて」意を決した様子でした。

後日、Kちゃんのお母さんがいきなり訪ねてきて「ちょっと相談に乗って」と言われました。
例の男の子の家に行ったところ、母親はおらず、父親と2人暮らしであることがわかったそうです。
玄関から見えた家の中は生活環境が整っているとは言い難い状態で、父親も「お金は渡してる。自分は仕事で忙しいし、頼める親戚もいない。一人で大丈夫だと言ってるから構わないでくれ」と言い、追い返されてしまったとか。

その男の子は小学校3年生。
まだ大人のサポートが必要な年齢なのに、一人で食事などを賄うのは限界があるのではないか、とKちゃんのお母さんは強い危機感を抱いていました。
Kちゃんのお母さんと相談し、私たちで抱え込める問題ではないと判断し、まずは学校へ報告することになりました。

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