
ラーメンのチャーシューづくりで培った火入れ技術から生まれた“ロゼとんかつ”と“自家製京都からあげ”を提供する「こがら食堂と夜酒場」が、12月24日(水)に京都・河原町にてグランドオープンした。
近隣の方や会社員が普段使いできる食堂酒場を目指して

河原町という立地は観光客が多い一方で、近隣で働く人が日常的に通える店が少ないエリアでもある。
「こがら食堂と夜酒場」は、まずは近隣の人や会社員にとっての“普段使いできる食堂”になることを大切にした。その上で、一杯だけ飲みたい人や観光で訪れた人にも落ち着いて食事を楽しんでもらえる肩肘張らない食堂酒場を目指している。

店名の「こがら」は、「小柄(こがら)=小箱・コンパクト」という意味に加え、常に謙虚な気持ちを持ち続けたいという思いから名付けられた。接客や調理といった1つ1つの事柄を大切にし、「こがらに来たら元気をもらえた」と言ってもらえるようなお店を目指す。
昼は食堂、夜は酒場という二部制での営業スタイルから、店名を「こがら食堂と夜酒場」としている。
阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩約3分に位置する同店では、お一人様での利用や食事のみの利用も歓迎している。
低温調理で旨みを逃さない看板メニュー「ロゼとんかつ」

看板メニューの「ロゼとんかつ」は、旨みを逃さないよう低温でじっくりと火入れを行っている。
脂がくどくならない、ほどよい甘みのある豚肩ロースを使用し、赤ワインを効かせたタレに漬け込み、提供直前に高温でさっと揚げ、中はしっとりとした食感を保っている。断面は淡いロゼ色だが、十分に火は通っており安心して味わえる。
肉本来の旨みをまっすぐ味わってもらえるよう、タレではなく、だし塩と柚子をのせた大根おろしを添え、とんかつでありながら口当たりはやさしく、軽やかな味わいに仕上げた。
素材によりこだわったプレミアム仕様として、国産銘柄豚「SPF霧島山麓」も用意。赤身と脂のバランスが良く、低温調理や火入れのコントロールが必要な調理法とも相性が良いため、肉の旨みをより明確に感じることができる。

からあげ御膳(5個 九条ネギの香味だれ)1,430円
また、定食としても夜のお酒のお供としても楽しめる「自家製 京都からあげ」は、醤油を軸に複数の調味料を重ねて下味をつけている。
衣はやや厚めにし、揚げた瞬間に香りが立つよう設計。外はザクッと、中はしっとりとしており、追加トッピングの九条ネギの香味だれが食欲を刺激する。
